ブログの過去記事をリライト・修正する16のポイント

品質維持

ブログ全体のアクセス数が下がってしまいました…。新記事をどんどん公開しないとダメですか?

ブログのアクセス数が減少する理由は様々ですが、そのひとつに「過去記事の検索順位が下がっている」というものがあります。

新記事を公開していくだけではなく、定期的に過去記事をリライトし、品質を保つよう心がけましょう。ほんの少しの修正で検索順位が向上する場合もあります。

過去記事をリライト・修正する 16 のポイントとよくある質問をまとめましたので、アクセス数減少にお悩みであればぜひご覧ください。

なぜ過去記事をリライト・修正すべきなのか

過去記事をリライト・修正するのは、検索順位向上のためではなく、読者のためです。

旬なトピックを中心にアクセスを集めているトレンドブログなら、過去記事の修正はそれほど重要ではありません。

「2010 年最新ドラマレビュー記事」などは今さらリライトしてもそもそも需要がないので、「2021 年最新ドラマレビュー記事」の執筆に力を入れていったほうがよいでしょう。

しかし、年月にそれほど左右されない内容の記事(エバーグリーンコンテンツ)であれば、過去記事をきちんと修正すべきです。画像が読み込めなくなっていたり、リンクが切れていたり、情報そのものが劣化しているかもしれません。

そうした記事は読者にとって役に立たず、もっと新鮮な充実している記事を探しに出て行ってしまうでしょう。検索順位もおのずと下がってしまいます。

劣化した記事をリライト・修正して、読者のためになるコンテンツを届けるよう心がけたいですね。それが間接的に検索順位向上につながっていきます。

WordPressで過去記事をリライトするときの注意点

簡単な修正・リライトならよいのですが、WordPress で過去記事を大幅に書き直すときは注意点がひとつだけあります。

それは、公開済みの記事を編集するときは中断できない(下書き保存できない)、という点です。

過去記事は「下書きに戻す」か「更新」の選択肢しかないため、少しずつリライトするならいったん外部エディターなどに記事をコピペするしかありません。リライトが終わったら再びコピペして更新する、という面倒な仕様になっています。

プラグイン「Yoast Duplicate Post」の「書き換え&再公開」機能を使うと、この作業を一気に短縮できるのでぜひ使ってみてください。

過去記事リライト・修正のチェックポイント

過去記事のリライトや修正は、現在の自分のレベルから見て足りていない点を補っていくので十分です。

その記事を書いた時点から見れば、今のあなたは確実に成長しています。昔の記事を読み返すだけで、自分自身がレベルアップしたことに気づくでしょう。

一応の指標として、チェックポイントをまとめてみました。

記事タイトルの修正ポイント3つ

記事タイトルは何よりも重要なウエイトを占めています。ここでチェックすべきなのが以下の点です。

  • 記事タイトルにキーワードが入っているか/詰め込みすぎていないか
  • 記事タイトルは特定のターゲットに向けられたものか
  • 記事タイトルで読むメリットを伝えられているか

記事タイトルは、検索結果だけではなく、SNS シェアや記事一覧ページなど様々な場所で表示されます。

ということは、読者は「記事タイトルを見てその記事を読むかどうかを決定する」ことになります。どんなにキーワードを詰め込んでいても、それが自分にとって有益と思ってもらえなければ意味がありません。

最低限、記事の主旨を伝えるキーワードを入れ、読者の興味をひくものにしましょう。

たとえば、もともとのタイトルが以下だったとします。

SEO で最も重要なのはコレだとわかった

「コレって何だろう」と、興味をそそるタイトルかもしれません。そのかわり具体性に欠けますし、“SEO コレ” で検索する人はいないので、記事タイトルを目にしてもらう機会は激減すると思います。

では、このように変更してみましょう。

SEO で最も重要なのはタイトル!修正しただけで検索 1 位になった実例

修正前に比べると、そこに何が書かれているのか一目瞭然ですね。SEO に興味がある人はもちろん、タイトルを修正しようかどうか迷っている人は「自分にとって必要な情報がありそうだ」と思うのではないでしょうか。

見出しタグの修正ポイント3つ

タイトルの次は、見出しをチェックしてみましょう。ポイントは以下の 3 点です。

  • 見出しは設定されているか
  • 見出しは順序が守られているか
  • 見出しにキーワードは含まれているか

一般的に、見出しタグは <h2><h4> が使われます。 <h6> まで使うことができますが、そこまで深くする必要はないでしょう。

基本的な考え方はタイトルと一緒で、読者が見出しから必要な情報があると判断できるかどうか、です。

これは本の目次を参考にするとわかりやすいですね。巻頭に各章のタイトルとページ数が記載されており、どんな内容が記されているのか推測することができます。

ブログでは、各章のタイトルが見出しにあたります。

見出しを使うことで記事が整理され、人だけではなく検索エンジンにとっても読みやすい記事となりますから、意味のある語句を見出しに設定しましょう。単なる文のつなぎやアクセントとして使うのは NG です。

画像の修正ポイント3つ

記事内で画像を使っているなら、以下の点に気をつけて修正しましょう。

  • 画像に適切な alt が設定されているか
  • アイキャッチ画像は記事と関連しているか
  • テキストを画像に置きかえたほうが理解しやすくならないか

alt は「画像が何らかのエラーで表示されないときに代わりに表示されるテキスト」で、「代替テキスト」とも言われています。

画像の内容を正確に理解できない検索エンジンも、この alt をヒントに画像の内容を判断します。

画像を言葉で表すとどうなるか、を考えて具体的に日本語で設定してください。画像とはまったく関連のないテキストを使ったり、キーワードを詰め込むのは NG です。

画像で最も重要なのは、「テキストのかわりに画像を使用することで、読者がより理解を深められるようにならないか」を考えることです。百聞は一見にしかず、というやつですね。

文字入れしている場合は、スマホでも問題なく読めるかを考慮するとよいでしょう。

文章校正のポイント5つ

記事の核となるのは、文章です。

ブログを書き続けた結果、最もレベルアップするのは「読みやすい書き方」かもしれません。5 つのポイントを意識して、さらに磨きをかけましょう。

  • 流し読みしやすい文章になっているか
  • 箇条書きや表に変更できるところはないか
  • 誤字脱字がないか
  • 回りくどい長い文章をもっと簡潔にできないか
  • 段落や改行の使い方は適切か

客観的に読んでみて、なんだかイマイチだな、と思うところを直していくだけでもかなり読みやすくなると思います。

読者はあらゆる情報を求めて回遊していますから、だらだとした長い文章は好まれません。読者は記事が読みたいのではなく、自分の求めている情報を知りたいのです。

すっきり短くできる部分がないかを探し、流し読みしやすい書き方を心がけましょう。過度な装飾も禁物です。一文の長さや段落ごとの行数を変えるだけでも、印象がずいぶんと変わりますよ。

文章を読ませるのではなく、箇条書きや表も取り入れて「見せる」ことを意識するとよいかもしれませんね。

カテゴリー・タグの修正ポイント2つ

記事単体のリライト・修正ではなく、ブログ全体のメンテナンスも重要です。とくに、以下の 2 点をチェックしてみましょう。

  • カテゴリーは適切か
  • 単体の記事にのみ使われているタグがないか

タイトルや本文に一切手を加えずとも、カテゴリーの見直しを行っただけで検索順位が上昇することもあります。

タグに関しては「とりあえず記事ごとにキーワードを詰め込む」というスタイルが一時期定着していましたが、これは検索順位に悪い影響を及ぼすことがあります。

その記事にしか使われていないタグは、タグとしての役割を果たしません。そのため、ある程度記事がたまってきてから、改めてタグを設定して分類していくのがオススメです。

カテゴリーとタグは読者を関連記事へと誘導する役目をもちますから、定期的に見直しを行いましょう。検索エンジンもカテゴリーを重視しています。

記事タイトルを変更したことによる改善事例

このブログでは、アクセス数の 80 %以上が検索サイトからのものです。

今のところ 3 ヶ月に 1 回ほどのペースで上記のメンテナンス作業を行っており、それがアクセス数の底上げにもつながっています。

最も重要であると解説した、タイトルの変更に関する事例を 1 つご紹介します。

タイトルに3文字追加しただけで順位が上昇

タイトルを変更したのはこちらのエントリー。2014 年 1 月に投稿しました。

アクセス爆発!はてブ年間TOP100から学ぶバズるブログタイトルのつけ方

もともとのタイトルは、こうでした。

アクセス爆発!はてブ年間TOP100から学ぶバズるタイトルのつけ方

あまり変わっていませんね。ただ “ブログ” の 3 文字を付け加えただけです。これで何がどのように変わったのでしょうか。

公開した直後はシェア数の影響もあり、「ブログ タイトル」 のキーワードで 10 位前後をウロウロしていました。その後、どんどん順位が低下し、最終的には 100 位圏外も怪しくなってきたのです。

そこで、5 月に入ってからタイトルを変更してみました。その時点で 90 位前後です。

GRC グラフ

その後、短期間で急上昇と急下降を繰り返し、安定して 10 位圏内に落ち着くようになっています。

そのまま放置していたら、もしかすると圏外に弾き飛ばされていたかもしれません。たった数文字の変更がランキングに影響することがおわかりいただけるではと思います。

過去記事リライトに関するよくある質問

Q
リライトや修正はどのタイミングで行えばよいですか?
A

定期的にアクセス解析をチェックして、アクセス数が下がっている記事を見つけたときにリライト・修正しましょう。「3 ヶ月に 1 回」など、過去記事リライトの時間を確保しておくのもよいと思います。

Q
記事タイトルを頻繁に修正するとペナルティになりますか?
A

ペナルティとなるのは「検索上位を狙うためだけの修正」です。毎日キーワードを入れ替えるなど極端な修正はおすすめしません。あくまで読者にとって有益な修正を行ってください。

Q
修正箇所は打ち消し線を入れたほうがよいですか?削除してしまって大丈夫ですか?
A

修正前の情報が読者にとって必要なものであれば、打ち消し線を入れて修正後の情報を追記するのがよいと思います。打ち消し線だらけになると読みづらくなるので、大幅な加筆修正をするなら打ち消し線は不要です。

アクセス解析データをブログに活用する方法は、以下の記事をご覧ください。

まとめ

修正ポイントをまとめてみます。

  1. 記事タイトルにキーワードが入っているか/詰め込みすぎていないか
  2. 記事タイトルは特定のターゲットに向けられたものか
  3. 記事タイトルで読むメリットを伝えられているか
  4. 見出しは設定されているか
  5. 見出しは順序が守られているか
  6. 見出しにキーワードは含まれているか
  7. 画像に適切な alt が設定されているか
  8. アイキャッチ画像は記事と関連しているか
  9. テキストを画像に置きかえたほうが理解しやすくならないか
  10. 流し読みしやすい文章になっているか
  11. 箇条書きや表に変更できるところはないか
  12. 誤字脱字がないか
  13. 回りくどい長い文章をもっと簡潔にできないか
  14. 段落や改行の使い方は適切か
  15. カテゴリーは適切か
  16. 単体の記事にのみ使われているタグがないか

これに加えて、デザインの変更や広告を含む各要素の配置を見直すことも必要です。

ブログを毎日更新しているならリライトや修正の時間がとれないかもしれませんが、少しずつ試してみてください。

過去記事を読むたびに、「全部作り直したい!」という衝動にかられるかもしれません。でも、それはあなたが確実にレベルアップしている証拠でもあります。

すべてを完璧にこなす必要はありません。ゆっくり進んでいきましょう。

それでは、また。

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