2016/09/2964 Shares

ブログのアクセス数や収益を公開するメリット・デメリット

mirror

月初になると、アクセス数や収益の報告記事がたくさん出てきますよね。また、それらの統計情報がサイドバーやプロフィールページに公開されていることも。

その目的はブロガーさんによって違うと思いますが、情報公開にはメリットとデメリットがあります。

脅すわけではありませんが、自分の覚書として気軽に書いた記事がとんでもない事態を招く原因となってしまった、なんてことだってあるんですよ。

情報を公開するメリットとデメリット

以前、PV 数や収益を公開しているブログをいくつかご紹介しました。

「ブログでお金を稼ぐ」ことを考えるなら、こちらも参考にしてください。

このように、情報を公開すると別のブログで記事が紹介される、というのもひとつのメリットですね。もっとも何か批判対象として挙げられるなら、デメリットと言えるかもしれません。

ではもう少し具体的なメリット・デメリットを見ていきましょう。

情報を公開すると一定のアクセスが得られる

メリット
  • PV 数や収益に関心のある人が集まる
  • 仲間やファンが応援してくれるようになる
  • 数字によっては広告掲載や執筆依頼がくる

ブロガーはPV数や収益の話が大好き

いいね

他人の秘密をのぞいてみたい、という思いは誰にでも少なからずあると思います。

「このブログってどのくらいアクセス数あるのかなー」って興味ありませんか?

ブログを運営しているのであれば、目安とか目標とか、比較するものがほしくなるのは当然のこと。たとえば、この世の誰もアクセス数を公開していなかったとしたら、月に 10 万 PV という数字がはたして多いのか少ないのかわかりません。

トップブロガーは月間 300 万 PV らしい。少なくても 100 万 PV がひとつの目安になっているようだ。とりあえずは 1 日 1 万 PV を目標にしてみよう。

比較するものがあると、結果はどうであれ安心するわけです。そして、平均値以上あればもっと安心します。

しかし、平均値をもとに目標を立てたところで、そう簡単にクリアできるわけじゃありません。思いつくことはやってみたけれど、イマイチ伸びない。どうすれば 100 万 PV なんていくんだろう…

そこに「月間 100 万 PV 達成記念!効果のあったアクセスアップ方法を全部公開」なんて記事が出てきたら、読んじゃいますよね。100 万は無理としても、そのノウハウを使えば 1/10 ぐらいはイケるんじゃないだろうか、と思うかもしれません。

PV 数や収益額の数字は大きいほど効果があり、比例して人が集まります。それだけアクセスを集めたい人・稼ぎたい人がたくさんいるということです。

じゃあ逆に 3,000 PV ぐらいだったら全然読まれないのか、というとそうでもありません。読んでくれる人は必ずいます。

PV数が近ければ仲間意識が芽生える

friends

ブログを始めた時期があなたと近く、PV 数も同じくらいのブログを見つけたらどう思うでしょうか。

勝手に仲間意識が芽生えたりしませんか?

Twitter でシェアしたのをきっかけに交流を深めるようになったり、実際に会って親友になる人も大勢います。

また、ブログを運営していく上で “どのような壁にぶつかり、どうやって乗り越えたのか” を記事にしておくと、同じような悩みを抱えている人が読んでくれるようになります。

そのときは、仲間というよりひとりのファンとなってくれるでしょう。もしかすると、弟子入りさせてください! なんて人がくるかも。

どのような関係であれ、人と人がつながるきっかけになる、ということですね。

実際は全然関係ないんですが、やっぱり「月間 300 万 PV です!」というブロガーさんはちょっと雲の上っぽくて、それよりは自分と近い環境のブロガーさんに親近感を覚えるものです。

数字を公開すると依頼が舞い込む

コメント管理

どんな分野の記事を多く書いているかでも違いますが、数字を載せておくと「月額いくらで広告掲載してほしい」あるいは「新しくはじめるサービスの紹介記事を書いてほしい」という依頼がくるようになります。

※ もちろん企業側はしっかりリサーチしたうえで接触してくるので、嘘を書いてもバレます。

PV 数や収益額がブログのウリとなっているわけですから、積極的に公開するのが良いと思います。

ただ数字を載せるだけではなく、どの記事にどんな人がきているのか、どのキーワードが検索上位なのか、という情報もあるとなおいいですね。詳細情報は伏せておいて、問い合わせてくれた方に公開する、というのでもかまいません。

成長や成功に嫉妬する人が出てくる

では、次にデメリットを見ていきます。

デメリット
  • 当初の目的から逸れて PV 至上主義になる人がいる
  • 勝手に仲間意識を持っていた人が勝手に離れる
  • 嫉妬による嫌がらせが出てくる

PVが手段ではなく目的になってしまう

millions

PV 数をひとつの目標とすることは多いですが、目的ではないはずです。企画モノではあるかもしれませんが、少なくとも僕は「100 万 PV 集めるためにブログをやっている」人は見たことがありません。

でも、ブログをはじめて数ヶ月経過したのち、PV にばかり捕らわれるようになってしまった、というのは何度も見てきました。

当初の目的は全然違うところにあったのに、いつの間にか PV を確保するのが目的になり、そのために毎日更新するのが目的になり、やがて疲れて止まってしまう。

なかには「運営報告の数字で褒められるのが快感」で、「もし来月 PV が落ちたらどうしよう」という恐怖感にかられてしまった人も。

データを改ざんしてまで嘘を書く人もいましたが、やがて虚しくなってブログ自体やめてしまったようです。

運営報告しなければ、毎日記事を書かなければ、PV は絶対に上げなければ、という縛りが多いほど、どんどんブログがつまらなくなるかもしれません。

稼げるようになったら離れる人がいる

alone

メリットで挙げた仲間意識を持ってくれる人のなかには、安心感を求めている人もいます。

1 年運営しているのに、月間 5 万 PV にも届かない。まわりはほぼ 10 万 PV を突破しているようだ…

そこで同じく 1 年経っても 5 万 PV 以下の人を見ると、ちょっと安心するのです。いや、自分より低ければ得意になって上から目線になるかもしれません。

こういうのも、前項の「PV に捕らわれてしまった人」でしょうね。とにかく PV 数とそれに伴う収益があれば “偉い” と思っている。

そのため、仲間だと思っていた人が急激に伸びると焦りが生じます。今までは相対的に自分を高くしていたので、相対的に低くなることに脅威を感じます。

ここでそのままスッと離れてしまう人もいれば、何かと攻撃してくる人も。当然、メンドーなのは後者です。

嫉妬にかられて攻撃してくる人がいる

嫉妬

今まで仲間として付き合ってきたのですから、面と向かって攻撃してくることはありません。

自分がやっていると気づかれないように SNS で中傷したり、スパムコメントを送りつけてきます(たいてい、バレています)。ネガティブ SEO を仕掛けてくる人もいます。

ネガティブ SEO
サイトの検索順位を下げるための施策。要するに、わざとスパム行為をはたらいて検索エンジンの評価を強制的に下げようとすること。

とにかく相手を落とすことに必死なので、もしその人が PV を落とそうものなら「ざまあwww」という感じ。

もはや何のためにブログ書いているのかわかりませんね。

現実世界でまわりにもそんな人がいるかと思いますが、反撃するとさらに攻撃性を増すので手のつけようがありません。たぶん、完全無視が一番だと思います。

Google AdSense ユーザーは広告停止になるかも?

報告記事が原因で Google AdSense が停止してしまった、という事例をたまに見かけます。

恐怖のメールが来た!Googleアドセンスのポリシー違反による広告停止から復活まで。ブロガーは再度チェックを!

PV 数だけなら問題なさそうですが、収益報告が絡んで NG になっていることが多いようです。

  • おすすめの ASP に登録するよう促している
  • アフィリエイトプログラムの比較内容になっている
  • AdSense の収益額に加え、詳細な数字も列記している

Google から実際に支払われた金額を公開することは問題ありませんが、CTR などの数字は公開禁止となっています。CTR を載せていなくても PV や単価などを書いていれば同じことで、これが引っかかる人もいるようです。

また、報告記事を書けばすべて引っかかるというわけではなく、「なんであの人も似たようなこと書いているのに俺だけ停止!?」ということもあります。

推測ですが、わざわざ Google に報告する人がいるのでしょう。それは、前項のとおり嫉妬にかられた人かもしれません。

まとめ

以上、運営報告記事を書くメリット・デメリットの一例をご紹介してきましたが、これから運営報告を始めようか迷っているなら参考にしてみてください。

まあここら辺は誰に強制されるものでもないので、自分の好きなように書きましょう、というのが結論だったりします。

PV が増えたことを喜んでくれる人もいればなぜか怒る人もいますし、離れていったと思えば新しい出会いがあるものです。多少の辛さがあるから嬉しさも倍増するのかもしれません。

それでは、また。