2016/08/21291 Shares

アドセンスNG集-絶対に覚えておきたい規約違反事項一覧

Google AdSense NG集

「せっかくブログ運営しているんだから少しでも収益化したいな」と考えたとき、もっとも気軽にはじめられるのがGoogle AdSenseですよね。

毎月生活費を稼ごうと思えばそれなりのPV数が必要になりますが、まずはドメイン代やサーバー代ぐらいをアドセンスでまかなえるようになれるのが理想かなと思います。

最初の審査をクリアするのが第一関門ですが、今日は無事に審査をパスしたあとのお話。実は細かい決まりごとがたくさんあって、それを知らなければ広告配信が停止され、最悪アカウント凍結になりかねません。

というわけで、アドセンスを設置するならやってはいけないNG集を基本編・コンテンツ編・レイアウト編の3つに分けて解説します。知らなかった、ではすまされませんよ!

アドセンスNG集:基本編

アドセンスNG集 基本編

まずは基本的なことからおさらいしていきましょう。

自分でクリックしてはいけない

ブログに設置したアドセンスの広告を自分でクリックすることは禁止されています。

『表示されたけれど、ちゃんと広告主のサイトに飛ぶかな?』というテストもダメです。また、スマホで閲覧したときについ誤タップしてしまうことがあるかもしれませんが、これもNG。

後述しますが、そもそも誤タップするような配置であること自体が問題です。

広告の中身が気になるときは?
自分のブログで表示される広告の内容を確かめたいときは、広告のURLをコピーしてブラウザのアドレスバーに貼り付ければOKです。

ユーザーにクリックをお願いしてはいけない

広告の前後で「クリックしてね!」というようなコメントをつけたり、記事内やメール・SNSで広告をクリックするよう促す行為は禁止されています。

アドセンスの初回審査では、ランキングバナーやアフィリエイト広告の近くにクリックを促すコメントがあると、落とされる可能性があります。

リンクのクリックを促している→アドセンス掲載で同じことをするかもしれない、と判断するのでしょう(これ、実は経験談です)。

ブログにアドセンスを設置するさいの2大原則

大きくまとめれば、アドセンス設置で気をつけなければいけない点は2つに絞られます。

  1. ブログの中身は一般的であり、老若男女問わず誰が閲覧しても問題がないものであること
  2. 広告であることをわかりづらくしたり、クリックするよう促したりしないこと

違法行為や犯罪行為を助長する内容であれば当然NGですし、子どもが閲覧するのにふさわしくないアダルト系やギャンブル系もダメです。

また、ブログに訪れてくれたユーザーがそれを(アドセンス)広告だと容易に認識でき、かつ自発的にクリックするようにしなければなりません。

それでは基本をおさえたところで、今度はアドセンスの規約にひっかかってしまうブログの内容に関して解説していきます。

アドセンスNG集:コンテンツ編

アドセンスNG集 コンテンツ編

「こんな内容の記事・ブログテーマだと規約に引っかかるよ!」という具体例を9個挙げてみます。

絶対NG!アダルト関連

先述のとおり、アドセンスを設置するページは誰が見ても問題ない内容であることが基本原則です。アダルトコンテンツは未成年に見せられないのでNG。

どこからどこまでアダルトコンテンツになるの?という目安は、Google AdSenseのヘルプに載せられています。

そのコンテンツを子どもに見せても問題がないかどうか、職場の同僚の前で閲覧しても恥ずかしくないかといった基準を目安にしてください

コンテンツポリシー:アダルトコンテンツ

気をつけなければならないのが、アダルトサイトへのリンクがあるだけでもNGという点です。これにはアフィリエイトリンクも含まれており、テキスト・イメージを問わず禁止事項となっています。

水着はグレーゾーン

『あきらかに18禁なものはダメだろうけど、水着はどうなの?』と思う方はたくさんいますが、ここはグレーゾーンになっています。

Amazonのアフィリエイトリンクでアイドル写真集を紹介していて、その表紙が水着だったのが引っかかった、という事例や、ビキニを着用している芸能人の画像を載せたら引っかかった、という事例もあります。

最終判断はAdSenseのなかのひとですから、これはアウトかなと思うものは掲載しないのが無難です。

NG
  • 誰の目にも明らかなアダルトコンテンツ
  • アダルトサイトへのリンク
  • アダルトを連想させる表現・画像

胸元がゆったりした服を着ている女性の画像もNGにされることがあります。

ファールラインを探りたいのであれば止めませんが、むだな冒険はオススメしません。

コンテンツポリシーにあるように、自宅で自分の子どもに見せられるか、職場で同僚の女の子に見られても平気か、というのが基準です。

著作権侵害コンテンツはNG

アダルトコンテンツと同じぐらい厳しく規制されているのが、著作権侵害コンテンツです。

他のブログ記事をパクるのはもちろんのこと、フレーム内に他ブログを表示するなどの行為も禁止事項となっています。

また、著作権で保護されている画像を使用しないようにも気をつけましょう。たとえば、Disney関連でミッキーの画像を掲載したり、Googleのロゴやサイトのスクリーンショットを無断で使うと著作権侵害になります。

動画を貼り付けるときも注意

YouTubeなどの動画を記事内に貼るときは、その動画が著作権を侵害していないか確認しなければなりません。

テレビ番組など、許可なくアップロードしたものを記事内で使用すると、それがアウトになることもあります。

発行元を確認し、プロモーションビデオなどはできるだけ公式のものを使うようにしたほうがよいですね。

日本でNGなギャンブル関係

国によってはギャンブル関連のコンテンツがOKなところもありますが、日本では禁止事項となっています。しかし、アダルトコンテンツと違ってもう少し規制がゆるくなっています。

NG
  • アフィリエイトを含むオンラインカジノへのリンク
OK
  • お金を賭けないオンライン麻雀ゲームの紹介・リンク
  • パチンコ・パチスロ・競馬等の解説
  • 一般書籍や電子書籍の販売・宣伝

これらはアドセンスが掲載できるかどうかの基準です。オンラインカジノ以外なら、日本国内において違法とされるもの(海外宝くじなど)を取り扱ってもよいというわけではありません。

アドセンスを貼ることができても、ブログサービスやレンタルサーバーの規約に違反すると運営自体できないことになります…

市販薬はOKでも、処方薬はNG

麻薬などの違法薬物やそれに関連する器具を取り扱う内容はNGですが、一般に市販されている薬などの取り扱いにも注意が必要です。

NG
  • 違法薬物の取り扱い
  • 処方薬の販売・宣伝
  • オンラインストアへの誘導が目的のもの
OK
  • 一般用医薬品の販売
  • 処方薬に関する情報提供

ギャンブルコンテンツと同様、日本国内で違法とされているものを取り扱うのはNGです。今のところアドセンスの規約と同じく、処方薬のネット販売は許可されていません。

参考一般用医薬品のインターネット販売について(PDF)

どの薬物が違法なのかはアメリカの法律が基準になっています(たしか州によって違う気がしたけど)。

ワインはOK。でもビールはNG

アルコール関連の扱いはわりと有名ですね。

酒類はNGだけどワインやシャンパンはOK、という日本人にとっては「?」な振り分けになっています。

NG
  • ビールやアルコール度数の高いお酒の販売・宣伝
OK
  • ワインやシャンパンの販売・宣伝
  • ビールやお酒の製造方法などの紹介
  • ビールサーバーやグラスなどの販売・宣伝
  • 居酒屋などの飲食店紹介

楽天やAmazonなどのアフィリエイトリンクでビールが表示されていたら規約違反になる可能性があるので、自動的に商品が表示されるタイプの広告を貼るときは気をつけましょう。

広告もコンテンツの一部とみなされます。

「この酒うまかった!おすすめ!」という記事も、もし未成年が閲覧したときに飲酒をすすめることになる可能性があるので規約に触れてしまいます。

たばこ販売は全面NG

たばこに関しては情報提供はOKとされているものの、アフィリエイトを含む販売がからむとNGになります。

NG
  • たばこ関連商品の販売・宣伝
OK
  • 禁煙に関する情報提供
  • たばこ関連商品を販売をしない情報提供

ちなみに、電子たばこもNGです。

余談ですが、ニコチン入りのたばこが販売されているのに、どうしてニコチン入りの電子たばこは販売禁止なのでしょう?

YouTube動画ダウンロード方法などの紹介はNG

ハッキング・クラッキングに関する情報を提供している内容はNGとなります。

NG
  • 著作権保護を回避するDVDコピーの方法
  • 衛星放送などのスクランブル解除方法
  • YouTubeなどダウンロード禁止動画をダウンロードする情報提供
OK
  • 著作権で保護されていないメディアのコピー方法
  • 無料衛星チャンネルの紹介

ダウンロードした動画を個人で楽しむならOKとかいうことではなく、その情報を提供していること自体が規約違反となるので注意しましょう。

違法ソフトのダウンロードページへリンクしていたら、一発アウトです。

花火やエアーガンなどの掲載はNG

武器や兵器に関連する商品の販売・宣伝は規約違反となります。

花火は爆発物という扱いなので、製造方法を紹介したり販売・宣伝をするなら規約違反です。

NG
  • エアーガンを含む銃器関連商品の販売・宣伝
  • 爆弾・爆発物の製造方法を紹介
  • 花火・発火物の販売・宣伝
OK
  • 無可動のレプリカ銃やペイント銃の販売・宣伝
  • スコープやホルスターの販売・宣伝
  • 暴力目的ではない収集用ナイフ等の販売・宣伝

このほか、都道府県の条例で有害がん具・有害刃物に分類されているものを紹介するさいは注意しましょう。

「家族が安心して閲覧できる」内容でなければ、違反とみなされる可能性が高いです。

キーワードの反復などSEOでNGとされているものはダメ

内容を問わず、SEOスパムとみなされる行為はアドセンスでもNGです。

NG
  • 隠しリンクや隠しテキスト
  • 過剰なキーワード
  • 意味のないキーワードの羅列

要するに、検索結果上位表示が目的だけの薄っぺらい記事ではなく、ちゃんと自分でコンテンツを作成しましょうということです。

ブログの内容や記事自体はセーフでも、404などの中身がないページにアドセンスを表示するのもNGです。

サイドバーが共通部品になっていて、そこに設置してあるアドセンスの広告ユニットが全ページで表示されるようになっていないか確認してみてください。

NG集-コンテンツ編のまとめ

以上、どのような内容の記事を書くとNGなのかをご紹介してきました。

詳細はGoogle AdSenseのヘルプにある「禁止コンテンツ」をご参照ください。

参考禁止コンテンツ
AdSense ポリシー: 初心者向けガイド

くどいようですが、販売・宣伝が禁止されているものはアフィリエイトリンクも含みます。意外とここが引っかかって広告停止の処置がとられるケースが多いので、アドセンス以外の広告を掲載する場合はくれぐれも気をつけてください。

ブログのテーマ上、どうしても禁止コンテンツを扱う必要がある場合、またはグレーゾーンだと思うカテゴリーを扱う場合は、その記事のみアドセンスが表示されないような工夫が必要です。

WordPressなら、分岐タグを使って振り分けることで解決できます。

参考is_homeとis_mobileを使ってカスタマイズの幅を広げよう!

また、コンテンツの内容に関しては記事へのコメントも対象となります。いたずらでアダルトサイトのリンクがコメント内に仕込まれたら、それだけでNG。これは運営者の責任なのでしっかり管理してください。

それでは、つづいて広告の掲載位置やサイズなどの規約違反事項を解説していきます。

アドセンスNG集:レイアウト編

アドセンスNG集 レイアウト編

広告の掲載位置や大きさを決定する基本原則は、「目立ってなおかつメインコンテンツの邪魔をしない」というものです。

なんだかちょっと難しそうですが、具体的に見ていきましょう。

ポップアップ・ホバーウィンドウへの設置はNG

ホバーウィンドウはあまり見かけなくなりましたが、海外のサイトではけっこう使われています。そこにアドセンスを設置することはできません。

ホバーウィンドウ内の広告はNG

ブログのページにアドセンスを掲載する場合でも、iframeへの設置はNGとなります(Googleがiframeのリンクを発行したのならOK)。

また、画像などのダウンロードでワンクッションおいて中間ページを設ける場合がありますが、その中間ページにアドセンスを設置することも許可されていません。手続き完了ページなども同様です。

追尾エリアへの設置はNG

WordPressブログなら、サイドバーなどに追尾エリアが設定されているテーマがあります。

追尾エリアの広告はNG

ここにアドセンスを設置するのは禁止されているので、どうしてもおきたいなら他のアフィリエイト広告を設置しましょう。

ただ、記事を読んでいる間に広告がつきまとうのは、読者にとって邪魔な存在でしかありません。ユーザー目線の設計が必要ということです。

広告で他の要素とかぶったり隠してしまうレイアウトはNG

メニューやリンクの一部に広告が覆いかぶさってしまうようなレイアウトは禁止です。

広告が他の要素にかぶってはいけない

また、他の要素と広告の間に余白がまったくない配置もNG。

広告と他の要素に余白がない配置はNG

これらはユーザーの偶発的なクリックをまねくおそれがあるためです。広告エリアは他の要素と区別ができ、きちんと余白をとるよう配置しましょう。

PC表示ではちゃんとなっているのにスマホ表示だと崩れているブログをよく見るので、ここら辺は気をつけたいですね。たいていCSSの設定ミスです。

アドセンスのデザインを真似た画像やメニューにすることも禁止されているので、メニューとリンクユニットを並べている場合は注意してください。

1ページに4つ以上のコンテンツ向け広告はNG(2016年8月変更あり)

アドセンスは1ページにつき、コンテンツ向け広告ユニットは3つまで、リンクユニットは3つまで、検索ユニットは2つまで、という制約があります。

合計8つまでは設置できますが、それだと広告だらけになるのであまりオススメしません。

上限をオーバーした時点でどこか1つの枠に広告が配信されないのですが、強制的にそれを回避することは可能です。これは故意でも過失でも規約違反となり、警告メールが送られてきます。

また、特大バナーは1ページに複数設置できないので、たとえば970×250のBillboardタイプを3つ配置することはできません。

特大サイズは1ページ1つまで

2016 年 8 月より広告設置数の規定に変更がありました。

それまでは 1 ページ内の設置数に上限が設定されていましたが、「広告の配置に関するポリシー」が変更され、1 ページ内にいくつ広告を置くかはサイト運営者に任されるようになっています。

しかし、この変更は『いくつでも広告を設置できる!』と喜ぶより、以前よりもさらに注意が必要ということになりそうです。

広告や有料の宣伝用資料は、配信するページのコンテンツよりも多くなってはならないものとします。また、コンテンツは、ページを訪れるユーザーの関心に合った、価値ある情報を提供するものでなければなりません。そのため、ユーザーにとって価値がほとんどないページでの広告配信と広告の過度な表示は、修正が行われるまで制限または無効にされる場合があります。

価値の高い広告枠/広告の配置に関するポリシー

単純に文字数で考える場合、5000 文字の記事で 3 つの広告は OK だけど、1000 文字の記事だとアウト、とみなされるかもしれません。

上限がないからといって、貼りすぎないように注意しましょう。

また、「価値ある情報」が必要ですから、ネットで調べたことをただ羅列しただけの記事は NG となる可能性があります。もちろん、コピーコンテンツは即アウトです。

(2016/08/21 追記)

ラベルは「スポンサーリンク」「広告」以外NG

広告の上につけるコメント(ラベル)は「スポンサーリンク」と「広告」のみが許可されています。

「スポンサー」「おすすめ」「NEWS」「PR」「広告だよ~ん」などの表記は一切NGとなるので、気をつけましょう。

また、タイトルや見出しの下にアドセンスを設置する場合、ラベル違反となる可能性があるので必ずどちらかのラベルを表記するようにしたほうがよいです。ラベルを表記してもクリック率は変わりません。

ファーストビューを占領するレイアウトはNG

ブログにアクセスして最初に見える部分(ファーストビュー)を広告で占領するレイアウトは禁止されています。

どの程度なら許されるのか、という基準はAdSenseの広告の配置に関するポリシーに明記されています。

スクロールせずに見える範囲に広告を表示しても、その範囲内に十分なコンテンツが表示されているのであれば、ポリシー違反にはなりません

これはスマホ表示でとくに気をつける必要があり、トップに300×250のレクタングルを設置するだけでNGとなります。

スマホのファーストビューにレクタングル(中)はNG

レスポンシブデザインのテンプレートで、レスポンシブデザイン用の広告ユニットを使用している場合は注意しましょう。

スマホの画面幅に合わせてレクタングル(中)が表示されてしまいます。

レスポンシブデザインの広告に注意

NG集-レイアウト編のまとめ

ブログの効果的な配置に関してAdSenseのヘルプで紹介されているので、ぜひご覧ください。

参考A. ブログ サイト – ホームページ
B. ブログ サイト – 記事ページ

ブログのデザインによって最適な設置場所やサイズは変わります。テストを繰り返して効果を確認しながら運営していくと楽しいですよ。

気をつけるのは下記の3点です。

  • ユーザーが広告だと認識できるか
  • 他の要素と近づきすぎていないか
  • 誤クリック・誤タップを誘うレイアウトになっていないか

ヘルプにも目を通しておいてくださいね。

参考広告の配置に関するポリシー
AdSense ポリシーに関するよくある質問

アドセンスNG集まとめ

さて、いかがでしたか?

『こんなの常識だよ!』というのもあれば、『え、知らなかった…』というのもあったことと思います。

誰が閲覧しても問題のないサイトに最適な方法で広告が表示されている、というのがGoogle AdSenseの大前提です。読者にデメリットがないような設計をしたいですね。

アドセンスでこんなことしても大丈夫だったかな、というときはこのエントリーを思い出していただければ幸いです。

それでは、また。