先日、エゴサーチ(自分の名前やブログを検索すること)をしていましたら、偶然にもパクリ記事を発見。
それが、言い回しをちょっと変えるとかリライトするとかいうレベルではなく、ソースを丸ごとコピペされていたのです。アドセンスからアクセス解析コードまで全部ですよ? ここまでされるともう怒りを通り越して楽しくなってしまいましたw
というわけで、パクりブログへ仕返しをしてみたのでその経緯をご紹介します。
Headline
ブログ記事の丸パクリは人として恥ずべきこと
記事をパクられたのは今回が初めてではなく、実は何度もされています(たぶんこのブログでは初めて)。
パクりコンテンツに対する検索エンジンの評価は厳しくなっているので、検索して見つけられるのは稀です。重複コンテンツと断定されると検索結果から削除されるため、今回はたまたま運が良かった(?)のでしょう。
検索結果に表示されないブログ記事なんて存在しないに等しいですが、気分の良いものじゃありませんし、そんな人が堂々と活動しているのも腹立たしい。パクり屋はほぼお金儲けが目当てなので、せめてオリジナルコンテンツで勝負していただきたいものです。
自分で記事書く能力すらないのに金儲けしようなんざおこがましい
と思うのは僕だけじゃないはず。
著作権侵害は明らかですが、人としてどうなのよ、という感じです。僕の中では人にあらず。金に目が眩んだ、人の形をしている亡者です。
このような体験をしているブロガーさんはたくさんいて、検索するといくつか出てきます。一例として下記のような方々がその経緯を記事にしています。
unkoはかなり盛り上がって傍目から楽しんでいましたが、当事者となってしまいました。
いずれ皆さんも同様の被害を喰らう可能性があります。そんな時は僕がやった仕返しを思い出していただければと思います。
パクりブログへの対処法4つ
著作権侵害は、侵害された本人(または代理人)が動かなければいけません。時間もお金も使わなきゃなりませんので、今回はあまり時間をかけずさくっと対応してみました。
丸ごと転載された記事一覧
検索結果に表示されていた記事は1つのみ。ざっと調べてみたところ、下記の記事が無断転載されていました。
ご覧いただくとわかるように、ごそっとコピペしています。記事内にサイドバーが表示されてレイアウトが崩れていたり、アドセンスやアマゾンアフィリエイトリンクがそのままだったり。
一言であらわすと、パクッた人は
クレイジー
ですね。
ほかの記事を読んでみると、あちこちのブログやメルマガを無断転載しているのだろうと推測できます。ブログの数自体、10や20ではきかないはず。
で、本人が書いた使い回しの記事は、読んでもよくわかりません。まるで頭に入ってこない駄文。いっさい惹きつけられないキャッチコピー。センスのかけらもないバナー。
僕ら常人には理解できない天才なのか? 生まれてきた時代を間違えたのですね、きっと。
ブログに削除要請のコメント
発見した当日、まずは運営者に削除要請をしてみました。
無料ブログに数記事入れてあとは放置するタイプのようなので、絶対見ないだろうなと思いつつダメモトで真摯にお願い。心のどこかでは、「削除されたらネタにならんから放置しとけよ」という願いもありましたが…。
案の定、2日経っても動きがなかったので次の手段へ。
Googleに著作権侵害を報告
いずれインデックスから削除されるのは目に見えていますが、パクりが判明した4記事をGoogleに報告しました。受理されると、検索結果から除外してくれます。
ウェブマスターツールの著作権侵害による削除フォームから申請。
申請後、ダッシュボードから進行状況を確認できます。
30分後ぐらいに、もう承認されていました。仕事早っ!
念のため検索してみると、末尾にこんな一文が。
これでGoogleへの報告は終わり。パクりコンテンツを発見するたびに申請するのが面倒ですが、記事はかわいい子どものようなものですから全力で守ってあげましょー!
ライブドアブログへ削除要請
検索結果に出てこなくても、リンクをたどって記事を読んでしまうユーザーもいるでしょう。
運営者自ら削除してくれれば良いのですが、そんな悠長なことも言ってられないのでブログサービスに直接削除要請を出しました。今回はライブドアだったので、ここから送信。
しばらく時間がかかると思うので、結果が出たらまたご報告します。
追記:ライブドアブログから返信がきました
問い合わせてから5日ほど経ってlivedoorサポートから返信がきました。
プロバイダ責任制限法に基づく対応で、下記書類が必要とのことです。
- 本人確認書類2点
- 送信防止措置依頼書
誰が見ても無断転載は明らかなのに、事務手続きしなきゃいけないみたいです。まあ、当たり前なんですけど。電子署名OKにしてほしいものです。
手続きが面倒に感じて、削除依頼出さない人もたくさんいるでしょう。僕もそのうちのひとりですw
パクり画像をすべて差し替え
削除されるまで放置しておくのも面白くないため、画像をすべて差し替えることにしました。
画像は当ブログへ直リンクされているため、外部サイトからの直リンクをすべて差し替えるよう.htaccessに追記します。
RewriteEngine on RewriteCond %{HTTP_REFERER} ^http://spamsite.com/.*$ RewriteRule ^(.*).(jpeg|jpg|gif|png)$ forspam.gif
(参考)スパムブログを通報する方法
結果、このように「無断転載」画像が並びましたw
※ライブドアブログから画像に直リンクするとすべてこの画像になります。
まとめ
ブログがパクられた時にやるべきことは下記の3つ。
- パクった本人に削除要請
- Googleに削除要請
- 運営元に削除要請
画像差し替えは、余興です。
アドセンスの被害も考えられるので、事前に「サイトの認証」を行っておきましょう。ここの設定をしておかないと、違法サイトなどにコードをパクられたときに最悪アカウントが凍結されます。
今回ネタを提供してくださったパクり野郎には感謝しております。
え?
もちろん、これだけでは終わりませんよ。被害を喰い止めるためにも、きっちり追及していきます。ぜひご本人に登場していただきたいなー。
それでは、また。