ブログで反応率が一番高いのは記事直下!みんなのデザインを見てみよう

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ブログに訪れてくれる方が最初に見る部分(ファーストビュー)は反応率が高いため、効果を測定しながら最適化する必要があります。広告を置いたりおすすめ記事を置いたり、ブログによって特徴が違います。

しかし、ファーストビューよりもっと反応率が高い場所があります。それは、記事のすぐ下。ファーストビューは訪問直後のアクションを、記事直下部分は記事を読み終わった時のアクションを考えなければなりません。

そこで今回は様々なブログで記事下部分に何を配置しているのか、どのようなデザインになっているかを調べてみました。これを参考にオリジナルの記事下部分を完成させましょー!

ブログの目的で変わるコール・トゥ・アクション(CTA)

自分のブログにお客様が訪れた時どのような行動をしてほしいのか、つまりブログの目的によって何をどこに置けば良いかの変わります。

tap

たとえば、「とにかく記事を読んでもらいたい!」としましょうか。これでファーストビューや記事下にデカデカと広告が貼ってあったらどうなりますか?

そう、訪問者のうち数%は記事を読まず広告主のサイトに行ってしまいます。記事を読むために戻ってきてくれればまだ良いですが、熱心なリピーターでなければそのまま再訪してくれないかもしれません。

いくらかの報酬を手にすることはできますが、ブログの目的を果たしたことにはなりませんね。

CTA-コール・トゥ・アクションとは

CTAとはブログ訪問者に行動を促し誘導するという意味です。

ブログ記事を読んでもらいたいなら、新着記事やおすすめ記事、関連記事を適切に配置しなければなりません。

その他、ブログの目的は主に下記のように分かれると思います。

  • 広告をクリックしてほしい
  • メールアドレスを登録してほしい
  • SNSでつながりをもちたい
  • サービスや製品を紹介したい

これらの効果が最大限に発揮されるのが、記事直下なのです。

「記事を最後まで読んでさあどうしようか」と一瞬立ち止まるところでどのような行動を促すか。ここでポンと背中を押してあげるのがCTAの役割です。

では、あちこちのブログからサンプルを集めてきたのでぜひ参考にしてください。

記事下のCTAサンプル集

メールマガジン登録を目的としたもの

バズ部

「メールマガジンへの登録とフォローを目的としている」とのことで、小さなシェアボタンのすぐ下にEBookダウンロードボタンがあります。シンプルなデザインなので、その部分だけくっきり強調されていますね。

また、FacebookとTwitterのフォローおよびFeedly購読を促すシンプルなコメントとボタンを配置しています。

Six Apart ブログ

こちらもメルマガ登録を促す部分を際立たせています。イラストが目を引きますね。ターゲットを明確にしていることで精読率が高さそう。

シェアボタン群はその下に配置されています。

シェアを目的としたもの

わかったブログ

囲み罫でシェアボタンやフォローボタンを強調しています。

コメントとプロフィールへのリンクで、読者に安心感を与えていますね。ここに運営者の顔写真があるのとないのとでは印象が全然違います。

あかめ女子のwebメモ

モブログおすすめアプリ「するぷろ」の紹介につづき、シェアボタンを配置。

コメントにピンクの下線が引いて目立たせています。ただボタンを並べるよりひと言コメントがあったほうが、シェア率はちょっぴり高くなります。

ホームページを作る人のネタ帳

こちらもSNSボタンが配置されていますが、シェアやフォローを促すというよりTwitterとFacebookのフォロワー数自体が宣伝効果を持っています。

初見の方でも、「お、有名人なんだ!」と思いますよね。有名なんですけど。

アドセンスクリックを目的としたもの

ENJILOG

記事直下にレクタングル大を縦ならびに配置しているパターン。ENJILOGさんは定期的に広告設置場所を変えているので、効果測定中だと勝手に想像しています。

広告下にシェアボタンを配置し、フォローボタンはボックスで強調しています。

ENJILOG-CTA
» ENJILOG

hamako9999.net

こちらはレクタングル(中)を横並びに配置しているパターン。

下にはコメントつきのシェアボタンに続き、簡単な自己紹介とオリジナルフォローボタン、Twitterウィジェットが綺麗に配置されています。

OZPAの表4

こちらも広告が横並びに配置されています。

シェア部分がシンプルで、Feedlyボタンがよく目立ちます。ごちゃごちゃ並べるより明確なアクションを促せるので参考にしたいところ。

株式会社LIG

アドセンスではありませんが、自社制作の広告が目立っています。

ライター(メンバー)紹介と関連記事表示のデザインが統一されていて、見づらくなりがちな部分をスッキリ表示。

PV数アップを目的としたもの

二十歳街道まっしぐら

記事下にすぐ関連記事と前後の記事を表示することにより、PV数アップを狙うパターン。

つづく大きめのシェアボタンと黒背景のオリジナルボタンが目立ちます。

そふぁねブログ

こちらは関連記事をボーダーで区切ったりボックスで囲まず、記事最後に違和感なく表示。

背景色となじんだ配色なので、記事を読んだあとスムーズに関連記事へ誘導できます。シェアボタン・カテゴリーと続き、その下に広告があります。

まとめ

CTA配置とデザインはブログによって様々です。広告・SNSボタン・関連記事を設置しているブログが多いですが、順番や見せ方によって反応率が変わるので何が最も効果的なのか、検証しながら試してみてください。

ちなみにこのブログでは、記事下にシェアボタン→広告→関連記事という並びで配置しています。広告を先に配置していたこともあったんですが、それだとシェアされる前に離脱してしまうので現在の形になりました。

「シェアお願いします」ではなく、「シェアありがとうございます」にしてるのは「いつもトイレを綺麗に使っていただきありがとうございます」という張り紙みたいなものです。ちょっと違うか。

Naifix-CTA

またいろいろ変えてテストしてみたいと思います。あー、デザイン変えたくなってきた…

それでは、また。

※記事内のキャプチャ画像はすべて2014年4月時点のものです

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Naifix 編集部
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執筆・監修 Direx Marketing, Inc.