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JPEG軽量化ツール10選-画像圧縮変換後の容量を比較してみた

風船

ブログでよく使われる JPEG 画像。フルカラーのイメージ素材や写真に最適な形式ですが、どうしても容量が大きくなりがちです。

そこで、画像を軽量化(圧縮)してからアップロードするのが常識。

本日は、専用ソフトがなくてもブラウザ上で簡単に軽量化できる WEB サービス 10 選をご紹介いたします。それぞれの圧縮後の容量も比較してみましたので、ご覧ください。

なぜ画像を軽量化する必要があるのか

ファイルサイズを少しでも小さくするメリットは、次の2つ。

  • サーバーの容量を圧迫しない
  • 表示を高速化することができる

逆にデメリットといえば、多少画像が粗くなることです。

でも、「画像をダウンロードしてプリントしてもらう」というのが目的でなければ、細部までキレイに仕上がっている大容量の画像を扱う意味はありません。

ブログのアイキャッチ画像程度であれば大きくても横幅 1000 px ぐらい。大抵は 300 ~ 600 px に収まると思うので、このサイズで見た目に影響がなければ良いのです。

一番の目的はスマホ表示を考えた高速化

基本的に、画像が大きくなるほど、色が増えるほど容量も比例して大きくなります。

レンタルサーバーだと、容量は 20 ~ 50 GB あたりが一般的になってきました。無料ブログでも、画像のアップロード上限が増えています。ひと昔前の 10 MB とかに比べると、はるかに大容量のメディアを扱えますね。

そのため、個人ブログ程度なら容量自体はとくに気にしなくてかまいません。むしろ使い切るほうが難しいと思います。ただ、ネックとなるのがスピードです。

サーバーの性能とユーザーの環境によって差はあるものの、やはり表示速度は速いに越したことはありません。速度が遅くなる原因のひとつが画像ですから、ここを軽量化するだけでスピードが上がります。

また、現在は PC ではなくスマホやタブレットからのアクセスが増えていることも考慮しなければなりません。最適化するには端末のサイズに合わせた画像を用意するのが一番ですが、現状としてなかなか難しいところです。

画像を軽くすることで得られるメリットは大きいですよ。

参考WordPress高速化に関するエントリーはこちら

JPEG画像圧縮サービスの比較

画像を軽量化する専用のソフトウェアもありますが、WEB サービスを使えばブラウザだけで手軽に圧縮することができます。

今回は 10 個のサービスで、同じ画像を圧縮したときにどれほど軽量化できるのかを比較してみました。各サービスの簡単な特徴と共にご紹介します。

圧縮前の画像はこちら。容量は 268KB です。

圧縮前のJPEG画像(268kB)

なお、このブログでは EWWW Image Optimizer というプラグインを使用しており、アップロード時に JPEG 画像をプログレッシブ形式に変換して軽量化するようになっています。

圧縮時点の数値はベースライン形式となっているため、表記の容量と若干の誤差があります。

参考JPEGには2種類ある!プログレッシブとベースラインの違いは何?

それでは、さっそく見ていきましょう。

設定不要のJPEG画像圧縮サービス5選

はじめにご紹介していくのが、細かな設定なしに自動で圧縮軽量化してくれるサービスです。

同じ画像でも圧縮後の容量が違うのがわかります。

TinyJPG

TinyJPG

まずは、有名な TinyJPG から。

このサービスは、もともと PNG 画像を軽量化する TinyPNG で有名でした。いつの間にか JPEG にも対応していたようです。

とくに調整項目などはなく、アップロードするだけの簡単仕様。圧縮に成功するとパンダが喜んでくれます。

圧縮後の容量:164KB

tinyJPGで圧縮した画像

Kraken.io

Kraken

Kraken.io も設定不要のサービス。

PRO 版にアップグレードすると画像のリサイズを行うことができるほか、WordPress プラグインも利用できるようです。

圧縮後は画面下の見切れる部分に結果とダウンロードボタンが表示されるので、ちょっとわかりづらいかも。

圧縮後の容量:128KB

Kraken.ioで圧縮した画像

JPEGmini

JPEGmini

こちらの JPEGmini は TinyPNG 同様に有名なサービスです。

PC にインストールして使うタイプもあり、無料版では 1 日 20 枚まで圧縮可能。149 ドルでプロ版にアップグレードできますが、個人で使うなら不要かなと思います。

TinyJPG と比べると、60KB ほど軽くなりました。

圧縮後の容量:104KB

JPEGminiで圧縮した画像

Media4x

Media4x

Media4x は JPEG と PNG 画像を圧縮できるほか、PDF や CSS まで圧縮できるサービスです。

他のサービスとは違い、一度に 20 ファイルをアップロードし、まとめて ZIP ファイルとしてダウンロードすることもできます。複数ファイルをまとめて軽量化したいときは便利ですね。

もちろん個別ダウンロードも可能です。

圧縮後の容量:92KB

Media4xで圧縮した画像

Compressor.io

Compressor.io

Compressor.io にアクセスするとカメレオンが出迎えてくれます。スライダーを動かすとオリジナル画像と圧縮後の画像が比較できますが、素人目にはよくわかりません。

ロスレス圧縮もできますが、そのままブログに放り込むのであれば「Lossy」を選択しましょう。

ロスレス圧縮(可逆圧縮)
データの欠落がまったく起こらない圧縮方式で、圧縮前の状態に復元することができる。反対に不可逆圧縮をすると圧縮前の状態に復元できないが、圧縮率は高くなる。

設定不要の圧縮サービスで、この Compressor.io が一番軽くなりました。

圧縮後の容量:68KB

Compressor.io で圧縮した画像

クオリティが設定できる圧縮サービス5選

自動的に軽量化してくれるサービスは便利ですが、テキストが含まれているキャプチャ画像なんかを圧縮するときには自分でレベルを調整したくなるかもしれません。

そんな時に便利な、圧縮率が調整できるサービスをご紹介していきます。

mozjpeg

mozjpeg

mozjpeg はクオリティをスライダーで選択してから画像をアップロードするタイプ。推奨品質は 60 ~ 90 となっています。

レベルを変更する場合は再度アップロードする必要があるので、ちょっと面倒かもしれません。

推奨の 80 と、かなり削った 30 で試してみました。

圧縮後の容量:60KB(クオリティ 80)

mozjpeg 80で圧縮した画像

圧縮後の容量:24KB(クオリティ 30)

mozjpeg 30で圧縮した画像

さすがに 30 だと粗くなりますね。

JIC

JIC

JIC は画像アップロード後にスライダーでレベルを調整できます。

サイト自体が軽量でサクサク動くので、ストレスを感じません。だいたい 1 秒未満で変換作業が終了します。

こちらも 80 %と 30 %で試してみました。

圧縮後の容量:72KB(80 %)

JIC 80%で圧縮した画像

圧縮後の容量:32KB(30 %)

JIC 30%で圧縮した画像

Optimizilla

optimizilla

Optimizilla もアップロード後にスライダーでレベルが調整できます。

こちらは「+」と「-」ボタンで画像のズームができるので、どれだけ画像が粗くなるのかを確認しながら調整できます。

同じく 2 つのクオリティで試してみました。

圧縮後の容量:64KB(Quality 80)

Optimizilla クオリティ80で圧縮した画像

圧縮後の容量:24KB(Quality 30)

Optimizilla クオリティ30で圧縮した画像

Compress Image

Compress Image

Compress Image は画像アップロード後にスライダーで調整すると、圧縮後の容量がすぐに表示されて変換スピードもかなり速いのが特長。

ただ、ドラッグ&ドロップできないので、わざわざボタンを押してファイルを選択しなければなりません。

デフォルトで設定されている Level 20 %と 70 %で試してみました。

圧縮後の容量:72KB(Level 20 %)

Compress Image で20%圧縮した画像

圧縮後の容量:32KB(Level 70 %)

Compress Image で70%圧縮した画像

JPEG Optimizer

Jpeg Optimizer

最後にご紹介する JPEG Optimizer は、圧縮に加えて画像のリサイズも行うことができます。

画像加工が不要な場合はこれだけで充分かも。

レベルとサイズを変えて試してみました。

圧縮後の容量:72KB(Level 80・リサイズなし)

JPEG Optimizer リサイズなしで圧縮した画像

圧縮後の容量:12KB(Level 30・リサイズあり)

JPEG Optimizer でリサイズ&圧縮した画像

まとめ

圧縮後の容量を一覧にまとめてみます。レベルが設定できるものは、クオリティ 80 で統一しました。

圧縮前 268 KB
TinyJPG 164 KB
Kraken.io 128 KB
JPEGmini 104 KB
Media4x 92 KB
Compressor.io 68 KB
mozjpeg 60 KB
JIC 72 KB
Optimizilla 64 KB
Compress Image 72 KB
JPEG Optimizer 72 KB

それぞれに特長があるので、自分の使いやすいサービスを使ってみてください。

ちなみに、この記事で使用しているアイキャッチとキャプチャはすべて Compressor.io で軽量化してみました。

人間の身体もこれだけ手軽に軽量化できればいいのになぁ…w

それでは、また。