アフィリエイターはクズで気持ち悪い?広告を掲載するブログが嫌われる理由と対処法

アフィリエイトサイトは検索サイトや読者から嫌われる傾向にあります。広告を掲載しているだけで否定的な意見をもらったことがあるかもしれません。

なぜアフィリエイトサイトは嫌われるのでしょうか

ブログに広告を貼り、ブログでお金を稼ぐのは悪いことなのか。どうすれば真っ当なサイトとして見てもらえるのか、お話していきます。

アフィリエイトブログはなぜ嫌われるのか

アフィリエイトサイトが嫌われているのは、今に始まったことではありません。ネットで楽に稼げる方法があるらしいよ、という噂が広まったアフィリエイト黎明期から嫌われています。まだブログが日本で普及するちょっと前ぐらいですね。

広告を嫌う人は一定の割合で存在しており、アフィリエイトサイトが増えると共に、それを嫌う人も増えました。個人ブログの広告だけが嫌いというわけではなく、AdBlock などのブラウザ拡張機能(アドオン)を使って広告を一律ブロックしている方はたくさんいます。

ブログ運営者に広告ブロック用ブラウザ拡張機能をおすすめする理由

「アフィカス」「アフィリエイトはゴミ」「アフィリエイトサイトがウザい」なんていうのはほぼ個人運営サイトに向けられていますが、なぜ広告を掲載しただけで忌み嫌われるのでしょうか。

根底には楽に儲けたいという欲望がある

黎明期からアフィリエイトで稼いでいた方の一部が、そのノウハウを売ることによって儲けようと考え始めました。

ノウハウを売る先は、ビジネスのビの字も知らないど素人。自分たちに都合よく解釈した「ネットビジネス」という存在を教え、楽に稼ぎたいという欲望の種を心に植え付けて育てます。

これを彼らは「リストの教育」と呼んでいます。欲望が開花すれば売るのは簡単。「ノウハウを売るためのノウハウ」まで出てきますが、やってることは同じです。

やがて、都合よく解釈されたネットビジネスがさらに都合よく解釈されるようになります。最初の仕掛け人を頂点とするなら、ピラミッドの末端にいくほど『儲かるためには何をしてもよい』という考え方になってしまうんですよね。

さらに末端へいくと、もう頂点の存在は見えません。何をしてもよいという考えが正しいのだ、それがビジネスなのだという意識だけが伝わっていきます。

そんななか、次からつぎへと出てくる小手先のテクニック。代表的なものをいくつか挙げてみましょう。これらがそのまま嫌われる原因です。

アフィリエイトブログが嫌われる具体的な 4 つの理由

01. SEO スパムによる不当な上位表示

アフィリエイトで稼ぐためには、まず集客しなければなりません。

ランキングの不正操作や相互リンクなどが流行っていましたが、SEO スパムもそのひとつでした。ここでブラックとかホワイトを定義する気はありませんが、今でもあります。

上位表示されるほどアクセス数が伸びるので、上を目指すための施策が練られました。その結果、アフィリエイトサイトだらけの検索結果が表示されるようになります。

被リンクが有効だとわかれば、ツールで自動生成したサイトから大量のリンクをはり、日本語 URL が有効だとわかれば Punycode を使いだす。

アフィリエイトサイトが上位を占めた結果、何も対策していない “通常の” サイトはどんどん下へ追いやられます。どんなに良質なコンテンツを作成しても、本文たった数行の広告だらけのサイトに勝てない。

ブログ初心者がオリジナリティの高い良質な記事を書くためのポイント

サイト運営側からすれば、何をしてもよいという考えのサイトは邪魔な存在でしかありません。ユーザーにとっては、ほしい情報が見つからない上に広告だらけのサイトを見せられてイライラするだけです。

怒っている人
読者

広告だらけのサイトはアフィリエイトサイトと呼ばれるものらしい。金儲けに目が眩んで好き勝手やりやがる。「アフィサイト=クソ」だな。

02. 自動生成されたバックリンクサイト

サイトひとつ完成させるだけで膨大な作業量なのに、被リンクをつけるために 100 や 1,000 のサイトを作るなんて一人でできません。

そこに目をつけたのがツール屋です。「サテライトサイト」「バックリンクサイト」と呼ばれる発リンク専用のサイトは、質より量が重視されていたため、あちこちから文章を拾ってつなぎ合わせるだけの自動生成ツールが飛ぶように売れました。

生成された文章はぐちゃぐちゃで、支離滅裂で判読できないぐらいの低品質なものです。ところどころにメインサイトへのリンクがあり、それ以外にも広告が上下左右貼りつけてあります。

だれから見てもゴミでしかありません。

最近では生成 AI を使った手法が流行していますが、やっていることは同じです。ただゴミサイトを大量生産しているだけ

怒っている人
読者

これはアフィリエイトサイトの一部らしい。まるでゴミのようだ。「アフィサイト=クソ」確定。

03. URL の偽装や自動転送による広告隠し

アフィリエイトが徐々に認知されるようになってから、URL でアフィリエイトリンクか否かわかる人が増えてきました。

そこで、URL を偽装すればクリック率が上がる、という噂が流れ始めます。カーソルをリンクに乗せるとブラウザ左下にリンク先の URL が表示されますが、これを偽装してしまう方法が広まりました。

また、リンク先は自動転送されるようになっていて、同じサイト内に飛ぶ形に見えるけれど実は広告主のサイトに飛んでしまう、という手法も使われるようになっています。短縮 URL サービスが増え始めたのもこの頃です。

WordPress なら、プラグイン「Pretty Links 」を使えば簡単ですしね。

怒っている人
読者

こういうサイトは、広告なのに広告ではないと誤解させる方法を使って儲けているらしい。「アフィサイト=クソ」。

04. 2ch まとめに代表される他人のふんどしサイト

2 ちゃんねるまとめサイトは以前からありましたが、収益化が目的ではなくアフィリエイトサイトと相互リンクしないところもありました。

検索サイトで上位表示されるようになり、それが何百万という PV を集めることが知られるようになってから、広告もサイト数も増えはじめ現在に至ります。まとめのまとめのまとめ、なんていうわけのわからない状況にもなっていますね。

まとめる、という作業はあるものの、オリジナルの情報を提供しているわけではありません。ハタから見れば、他人のふんどしで相撲を取っているだけのサイトです。

怒っている人
読者

まとめ作業の大変さは知らんけど、要はコピペだけで俺より稼いでんだろ? クソが。

お金儲け=悪なのか

こうしてまわりを見ず自分のことだけ考えている人たちは、未だたくさんおります。

迷惑行為のほとんどは対処され無効化されていますが、次からつぎへとスパムを繰り返し、それに追従する人も出てくるのでいたちごっこと言えるでしょう。

そうしたクソアフィリエイターが実際に稼いでいるのかというとそうでもないんですが、表面化しているのは迷惑行為だけなので、ただただ邪魔な存在です。しかも、悪。

『日本はお金に関する教育がされていないから、お金儲け=悪だと勘違いしている』なんて言う人もいます。確かに、「過去に悪いことをしてお金儲けしている人がいた=悪いことをしなきゃ儲からない=お金儲けは悪」 と考えるのも無理はありません。

質素ながらも真面目に生活するのが美徳であり、正義。その反対側はすべて悪、とかね。

そういう考え方はさておき、お金を稼ぐためなら何でもする一部のゴミアフィリエイターのおかげで、アフィリエイトすべてが悪と考えられているのが現実でしょう。

他人が儲けることが嫌でしようがない人たち

「広告が嫌いな人」のなかには、広告やアフィリエイトという存在が邪魔だと感じている人だけでなく、他人が儲けるのは許せないという人もいます。

一言であらわすと、ねたみです。

アフィリエイトリンクを踏んで 1 円でも運営者の手元に入るのが許せません。ましてやそこからサービスを契約したり商品を購入することは絶対ありません。

自分の財布からお金を払うわけじゃないのに、とにかく自分以外の人間がお金を稼ぐのが許せないのです。同僚が先に出世したとか、隣の奥さんが海外旅行に出かけたというだけで嫉妬に狂い、ときには常軌を逸した嫌がらせまでするような人間です。

そういう人は、自ら成長することはなく、他人を蹴落とすことで優位性を保とうとします。ただ、圧倒的な力を持つものには屈しますから、個人ブログの広告を嫌い、企業サイトの広告は容認するかもしれません。

広告掲載で運営側が気をつけるべきこと

広告を嫌う人の正確な気持ちまではわかりません。理解すべきことでもありません。だれにも嫌われないようなサイト運営は不可能ですし、やりたいことをやるべきです。

ただし、そこにはルールとマナーがあります。

  • 広告掲載にあたっては、広告主やASPの規約に従う
  • 誤クリックを誘わない
  • スパム・犯罪行為は厳禁

ユーザー目線というより、提携企業との信頼関係の話になります。

誤クリックでセールスページに飛んできたユーザーはすぐ引き返し、1 円も落としていきません。それなのにアフィリエイターには報酬を払う必要があるので、広告主にとってはお金のムダとなってしまいます。

また、スパムや犯罪行為による宣伝はアフィリエイターのみならず広告主のもとまでクレームがいき、イメージを損なうことにもなります。スパム行為でひとつの商品が売れても、イメージに傷がつけばその後商品が売れなくなるかもしれません。

商品やサービスを紹介する以上、責任が発生することを忘れないようにしましょう。

自分だけ稼げればそれでよい、という考えはいつまでも通用しませんし、スパム行為の効果はすぐ切れます。長続きのためには王道が一番です。

アフィリエイトは危ない? 消費者にとっての危険性とサイト運営者向けリスク回避方法

まとめ

広告を貼るのも嫌うのも各人の自由です。

「三方良し」であることが理想ですが、現実はなかなかうまくいきません。目指すところが「自分だけ良し」では、いつまでたっても嫌われるのは間違いないでしょう。

どんなに素晴らしいサイトを作っても、それを否定する人は必ず出てきます。出てこなければおかしいのです。あえて嫌われる必要はありませんが、一部の否定する人間のせいで心折れるぐらいなら広告は貼らないほうがよいと思います。

アフィリエイトは簡単に稼げるビジネスではありません。だから面白い。だれも広告掲載なんて強制しないんだから、面白さが感じられないなら止めたほうがブログも心もすっきりしますよ。

ブログは楽しんでなんぼですからね。

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Naifix 編集部
Web コンサルティング業務を中心に、サイト制作・コンテンツ販売・メディア運営代行業務を行っております。当サイト(Naifix)では、おもにブログ初心者向けのノウハウを無料で配信しています。