画像の背景を自動削除(切り抜き)してくれる無料ツール 3 選

写真素材の背景をきれいに削除する(=人物や物体のみを切り抜く)には、Photoshop などの高機能画像編集ツールが必要です。

しかし、複雑な写真でなければ無料オンラインツールでもきれいに切り抜きできます。お金をかけず手軽に画像加工できるの、ぜひ試してみてください。

本記事では以下の 3 つのサービスを実際に試して比較しています。いずれも特別なスキルや操作は不要で、画像をアップロードするだけで背景を削除してくれるので楽ちんですよ。バナーや図解の作成にも重宝すると思います。

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切り抜き前のサンプル画像

今回は、「人物」と「ガジェット」2 枚の写真で比較検証してみました。ブログで使うシーンも多いと思います。

1 枚目:人物

1 枚目は背景が少しボケている人物画像。人物のみ切り抜いて使うことを想定しています。

背景と服の白をきちんと識別してくれるか、髪の毛もしっかり切り抜いてくれるか、というのがチェックポイントですね。

2 枚目:ガジェット

2 枚目は、PC・タブレット・スマホが机の上に置かれている写真。

どのアイテムを切り抜くかは考えず、どの部分を背景として認識するか比較しました。

remove.bg

remove.bg

写真・画像の背景をワンクリックで消す方法 | まずは無料でお試し – remove.bg

remove.bg は背景削除に特化したサービスで、写真をアップロードするだけというお手軽さがウリです。

背景削除機能は無料で使えますが、加工後の画像ダウンロード時は「横 600px」程度に縮小されてしまいます。サイズの大きい高解像度画像をダウンロードする場合は、1 枚につき 1 クレジットが必要です。

クレジットは有料で、従量制で 1 クレジットのみ購入する場合は 209 円と少々割高な感じがするかもしれません。高価なソフトを買ったり、プロに依頼することを考えれば安いですけどね。

ブログ記事や印刷を必要としない図解で使うぐらいであれば、縮小サイズでまったく問題ないでしょう。

背景削除後の簡単な加工編集機能があり、背景色の変更や別の画像を背景に設定する、といったことも可能です。

人物画像の背景削除結果

人物画像の切り抜きでは、細かい髪の毛がカットされてしまいました。

「どの画像でも髪の毛の 1 本 1 本を丁寧に切り抜きたい」という用途には向きませんが、それほど細かい部分にこだわらないなら十分使えるレベルです。

ガジェット画像の背景削除結果

ガジェットの切り抜きでは、PC・タブレット・スマホを残して背景を削除してくれました。

各アイテムの影もきれいに削除されており、ブログ記事や図解で使うのには必要十分なクオリティではないでしょうか。

切り抜き AC(clippingAC)

切り抜きAC(clippingAC)

AI が自動で画像の背景を切り抜きます|切り抜き AC

切り抜き AC は 2023 年時点でベータ版となっていますが、背景削除機能は問題なく使えます。

無料素材でおなじみの「写真 AC」「イラスト AC」の関連サービスで、のちのち無料素材を選択して背景を削除してからダウンロードする、といった連携ができるようになるかもしれませんね。

各サービス共通の無料アカウント作成で 1 日 5 回まで利用可能となっています(制限なしの有料プレミアム会員は、月額 1,635円 / 税込)。

remove.bg と違い、高解像度の画像も無料ダウンロードできる点がポイントです。

人物画像の背景削除結果

人物画像の切り抜きを試したところ、remove.bg よりは細かい髪の毛も切り抜いてくれています。

ただし、被写体の輪郭に強めのボカシが入るので、背景が暗い画像と合成するのには向かないかもしれません。背景を明るくすればさほど違和感はないと思います。

ガジェット画像の背景削除結果

ガジェットの切り抜きでは、背景と一緒にスマホもカットされてしまいました。PC とタブレットの切り抜きもちょっと粗く、別のツールで再編集しなければ使えないかと思います。

今後の精度向上に期待ですね。

Adobe Express

Adobe Express

背景の削除:無料で画像の背景を削除 | Adobe Express

Adobe Express は背景画像削除に特化したツールではなく、Canva のようなデザインツールです。もともとは「Adobe Photoshop Express」という名前でした。

Canva は有料版のみ背景削除(透過)機能を使えますが、Adobe Express は無料アカウント作成のみで OK。しかも Adobe Firefly ベータ版が使えるので、AI 画像生成もできますよ。

高性能なレタッチツールが用意されているので、背景削除後にそのまま画質調整したい方におすすめです。高解像度の画像をそのままダウンロードできるほか、ファイル形式を JPG / PNG から選べるのも使い勝手がよいですね。

人物画像の背景削除結果

人物画像の切り抜きは、細かい髪の毛がカットされてしまい、右腕と髪の毛の間は背景が残ってしまいました。パッと見は違和感なしですが、この画像にかぎっては remove.bg のほうが精度は高く感じられます。

高解像度の画像で試すともう少しきれいに切り抜いてくれたので、大きめの画像をあとから縮小する使い方がよいでしょう。

ガジェット画像の背景削除結果

ガジェット画像の切り抜きは端末 3 台とも残してくれましたが、スマホの影がちょっと残っていたり、タブレットの枠が消えていたりと精度は低めな印象。

今後の性能向上に期待しましょう。

背景削除後の画像比較

わかりやすく、背景削除後の画像を並べてみました。

人物画像の切り抜き結果

remove.bg
切り抜き AC
Adobe Express

今回試した写真では、remove.bg が一番きれいに背景削除されています。

remove.bg は高解像度画像のダウンロードが有料となってしまいますが、ブログで使うなら無料版でまったく問題ありません。有料版を使うにしても、プロに切り抜きを頼むことを考えれば安いと思います。

なお、無料アカウント作成で 1 クレジットもらえるほか、友達紹介でも双方に 1 クレジットが付与されます。

当サイトの友達紹介リンクはこちら(1 クレジットプレゼント)

ガジェット画像の切り抜き結果

remove.bg
切り抜き AC
Adobe Express

ガジェット画像の切り抜きも、今回試した結果では remove.bg に軍配が上がります。

高クオリティの切り抜きは必要とせず、ブログで使う程度のサイズで問題なければぜひ remove.bg を試してみてください。ちなみに、無料アカウントを作成すれば、動画の背景削除ツール Unscreen も使えます。

画像背景削除ツールまとめ

画像によって結果は変わるので、うまくいかないときは複数サービスを利用して実際に比べてみましょう。

なお、本記事のアイキャッチに使っている以下の画像は、Adobe Express で背景削除したものです。背景と被写体の輪郭がくっきりしていれば、かなりきれいに切り抜けるのがわかると思います。

アイキャッチはその名のとおり「目線をとらえる」ものですから、検索結果や SNS シェアで表示されることを考えて目をひく画像を作ってみましょう。

WordPress は、画像のファイル名や alt にも気をつけてくださいね。

WordPress で画像を挿入するときに気をつけたいファイル名と alt 設定

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Naifix 編集部
Web コンサルティング業務を中心に、サイト制作・コンテンツ販売・メディア運営代行業務を行っております。当サイト(Naifix)では、おもにブログ初心者向けのノウハウを無料で配信しています。