WordPress本体自動更新設定と任意のバージョンにダウングレードする方法

WordPress

WordPress を最新バージョンにするとエラーが起きてしまいました…!

WordPress は、機能追加やセキュリティメンテナンスのために定期的なバージョンアップが行われています。

しかし、テーマやプラグインが最新バージョンに対応しておらず、エラーが起きてしまうことも少なくありません。本体の自動更新が有効化されており、「ログインしたら画面がおかしくなっていた」ということもあるでしょう。

できるだけ最新バージョンを使うことをおすすめしますが、いざというときは古いバージョンに戻してみてください。プラグイン「WP Downgrade | Specific Core Version」を使うと簡単にダウングレードできます。

2021 年 7 月 21 日に WordPress 5.8 日本語版がリリースされ、エラーで動かなくなるケースが多発しています。どうしてもエラーが解消できないときは、テーマやプラグインが対応するまでいったん 5.7.2 に戻してみてください。

WordPressのメジャーアップデートとマイナーアップデート

現在の WordPress バージョンは、ダッシュボードの「概要」で確認できます。

現在使用しているWordPressバージョン
「5.7.2」の部分が現在使用しているバージョン

最新バージョンがリリースされるとダッシュボードにメッセージが表示されるので、そこから最新版に更新しましょう。左側の「更新」からも同じ更新画面に移動できます。

WordPress最新バージョンへのアップデートリンク

アップデートには「メージャーアップデート」と「マイナーアップデート」の 2 種類があり、バージョンの数字で見分けられます。

アップデートの種類数字
メージャーアップデート5.8
(小数点が 1 つ)
マイナーアップデート5.7.2
(小数点が 2 つ)

5.7.1 → 5.7.2 はマイナーアップデート。
5.7.2 → 5.8 はメジャーアップデートです。

メジャーアップデートは、新たな機能の追加など比較的大きな内部仕様の変更があり、対応していないテーマやプラグインを使用しているとエラーが起きる可能性があります。

マイナーアップデートは、メジャーアップデート後に見つかった不具合への対応やセキュリティ面の完全のために行われ、エラーが起きる可能性はそれほど高くありません。

インストール時期によって変わる自動更新

もともとはマイナーアップデートのみ自動で行われるようになっていましたが、WordPress 5.6 からメジャーアップデートも自動で行えるようになりました。

プラグインやテーマで自動マイナーアップデートを停止させることもできますが、セキュリティ面で危ないのでおすすめしません。

WordPress 5.7 からは、自動メジャーアップデートがデフォルトとなっています。

インストール時のバージョンデフォルトの自動アップデート
5.6 以前マイナーアップデートのみ
5.7 以降メジャーアップデート&マイナーアップデート

WordPress 5.7 は 2021 年 3 月にリリースされたので、2021 年 3 月後半ぐらいから新規に WordPress サイトを作成した場合はメジャーアップデートがデフォルトで有効化されている、ということです。

自動アップデート設定の変更方法

自動アップデートは、[ダッシューボード]-[更新]から設定できます。

WordPress自動アップデート設定リンク

リンクをクリックしてお好みの設定に切り替えてください。

マイナーアップデートのみ自動化されている状態

「メンテナンスリリースとセキュリティーリリースのみで自動的に最新の状態に保たれます」

メジャーアップデート・マイナーアップデート共に自動化されている状態

「新しいバージョンごとに自動的に最新の状態に保たれます」

マイナーアップデートのみ自動化し、メジャーアップデートはエラー状況などを確認して問題なければ手動で行うのがよいと思います。

WP Downgrade|WordPressをダウングレードする方法

WordPress は、本体ファイルを旧バージョンに差し替えればダウングレードできます。

WordPress 初心者には少し難しいので、FTP 操作などに不安があるならプラグインを使ってみてください。

※ WordPress 5.8 → 5.7.2 で検証しました

作業前には必ずバックアップしておいてくださいね。

WP Downgrade インストール・有効化

プラグイン新規追加画面で、「WP Downgrade | Specific Core Version」を検索し、インストール・有効化します。

WP Downgrade | Specific Core Version – WordPress プラグイン | WordPress.org 日本語

WP Downgrade 設定(バージョン指定)

プラグイン有効化後、他のプラグインはいったんすべて停止しておきましょう。

WP Downgrade の「settings」に入ります。

WP Downgrade setting

設定画面に移動するので、「WordPress ターゲットバージョン」に古いバージョンを入力して変更を保存します。

WordPress 5.8 でエラーが出た場合は、「5.7.2」を指定してください。

WP Downgrade バージョン指定

上部のメッセージが「稼働中」に切り替わるので、バージョンに間違いがないか確認してください。問題なければ下部の「本体(コア)のアップ / ダウングレード」ボタンをクリックします。

WP Downgrade オプション確認

WordPress ダウングレードを実行

WordPress 更新画面に遷移したら、「バージョン xxx を再インストール」ボタンをクリックしてください。

メージャーアップデートが自動設定になっていると、数時間後にまたアップデートされてしまいます。旧バージョンに戻すときは、マイナーアップデートのみ自動化しておきましょう。

ボタンクリック後、ダウングレード完了まで数秒~数十秒かかります。完了するまで何もさわらないでくださいね(通常のアップデートと同じ)。

画面が切り替わればダウングレード完了です。

停止していたプラグインを有効化し、不具合が起きていないかチェックして全作業終了です。

「WP Downgrade」は停止・削除してかまいません。

まとめ

WordPress 本体のダウングレードは、最終手段です。

何らかのエラーが出たときは、原因を探るために以下をチェックしてください。

  1. ブラウザのキャッシュをクリアしてみる
  2. プラグインを全停止してみる
  3. テーマを変更してみる
  4. PHP バージョンを(推奨バージョンに)変更してみる

もし古いプラグインが原因でエラーが起きているなら、別のプラグインへ切り替えたほうがよいでしょう。テーマが原因であれば、最新版への対応状況などを確認したほうがよいです。

本体やプラグインを古いバージョンのまま使い続けると、セキュリティリスクが高くなり、ハッキング被害に遭う可能性もあります。

いったん WordPress 本体をダウングレードする場合も、エラー原因がわかったらすぐにアップデートしてくださいね。

それでは、また。

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