デスクまわりの掃除におすすめ! IroikiStyle 電動エアダスターレビュー

PC 内部や電子部品、デスクまわりの掃除にエアダスターは必需品ですよね。

でも缶タイプのエアダスターは連続噴射していると風量がすぐ弱くなりますし、大量に使うとそれなりのコストがかかってきます。

そこで気になるのが電動エアダスター。Amazon でよく見かける中華製の電動エアダスター(IroikiStyle)を購入して実際に使ってみたので、缶タイプとの違いや風量などをレビューしていきます。

商品外観

IroikiStyle 電動エアダスター

購入したのは、Amazon 商品ページで「【日本プロ監修・宇宙航空アルミ】」と書かれていた IroikiStyle というブランドの電動エアダスターです。

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「宇宙航空アルミ」は何となくわかるとしても、「日本プロ」という表記が謎…

似たような形状の商品が別ブランドで販売されており、製造元は同じだと思います。中華製品あるあるですね。

パッケージ

パッケージは高級感がありました。

IroikiStyle パッケージ

本体の重量が 330g あるので、手に取るとずっしりした印象です。

パッケージがしっかりしている中華製品は意外とアタリなことが多く、個人的に嫌いではありません。

同梱物

同梱物は以下の 8 点。

  • 電動エアダスター本体
  • 細口ノズル
  • 幅広ノズル
  • 掃除ブラシ
  • 充電用 USB-C ケーブル
  • 収納袋
  • 説明書
  • 保証書
IroikiStyle 同梱物
IroikiStyle 収納袋 説明書 保証書

USB アダプターは付いていません。

本体シールを見ると充電は 5V / 1.5A となっていました。対応するアダプターを用意しておきましょう。

※ 「MF01」が正式なモデル名のようです

IroikiStyle 入力 5V 1.5A

5V / 1A 以下の格安アダプターを使うと、充電に少し時間がかかります。

5V / 2A 以上で、電流を自動調整してくれるタイプがおすすめです(9V のみなど高電圧タイプは NG)。

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IroikiStyle 充電中

パススルーには対応しておらず、充電しながらの使用はできません。そのあたりは説明書に記載されています。

IroikiStyle 説明書

フル充電で 140 分使えるとのことなので、毎日 1 分ほど使う程度なら、放電を見積もっても 1 ヶ月以上は充電なしで使えそうです。

実際、購入直後にフル充電したあと毎日数十秒ほど掃除に使い、再充電したのは 1 ヶ月ほどたってからでした。こまめに充電するとバッテリーの劣化が早いかもしれません。

本体外観は小さいドライヤー

本体は Dyson のドライヤーを小型化したようなデザイン(吸気口は背面)。アルミの質感はかなり良く、持った感触も好みでした。

IroikiStyle 電動エアダスター 外観

本体サイズ・重量ともに、Dyson のドライヤーを半分にしたイメージですね。

細口ノズルを取り付けると、こんな感じ。

IroikiStyle 本体に細口ノズルを装着

ノズルはプラスチック製なので質感が違いますけど、実用性は問題ありません。

IroikiStyle専用細口ノズル

幅広ノズルが付けられない…

もう 1 つのノズルを付けると、見た目はまさしく小型のドライヤーになります…が、残念ながらどうやっても付けられませんでした。

IroikiStyle 幅広ノズル装着

ノズル取り付け口はネジが切ってあり、細口ノズルはそれに合わせた形状になっています。

IroikiStyle ノズル装着口

でも、幅広ノズルはハメ込み型で、これがうまく合わないんです。

幅広ノズル 取り付け部拡大

質感の違いから見ても、細口ノズルは純正品で、幅広ノズルはオプションとして販売店が付けた汎用品なのだと思います。

かっちりハメないとエアーが漏れますし、箱の中で眠るだけの存在になってしまいました。

なお、細口ノズルのネジ切り精度もそれほど高くはなく、取り付けるときに「キュッキュッ」と音が鳴るレベルです。

個人的に細口ノズル以外は使わないので、いったん取り付けたらそのままにしておくのが正解ですね。

実際に使った感想

電源スイッチと風量切り替え

電動エアダスターのスイッチは、吸気口側の本体下部ボタン。長押しで ON / OFF です。

IroikiStyle 電源スイッチと風量コントロール

少し押しづらい位置にあり、缶タイプのエアダスターとは使い勝手が違います。

握り込んでいなくても使えるのと、誤作動しづらい点を考えると、このほうが使い勝手はよいのかもしれません。

風量は電源ボタンの上にあるスライドで無段階調整できて、これはかなり便利でした。

デスクのホコリをさっと飛ばしたいときは弱~中ぐらいで、PC 内部の掃除をするときは MAX にする、という感じで簡単に使い分けられます。

最大風量の音を小型掃除機と比較

下表はスマホアプリで音の大きさを計測したもの。それぞれスマホを最大限に近づけています。

電動エアダスター MIN51.3 dB
電動エアダスター MAX79.2 dB
ハンディ掃除機83.0 dB

比較した掃除機は、Anker の小型掃除機「Eufy HomeVac H11」。

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数値だけではわかりづらいので、動画で実際の音量をご確認ください。

小さいドライヤーをイメージしていただければ、だいたい合っています。

深夜に長時間使うのは抵抗があるかもしれませんが、日中に自室や作業場で使うならとくに気になりませんでした。

風量は強力でおすすめ

電動エアダスターの風量は、10m/s ~ 30m/s の間で無段階調整できます。

MAX にすると、デスクマットに置いたマウス(140g)を動かせるぐらい。これだけ強力なら一般的な用途では十分事足りるんじゃないでしょうか。

缶タイプと違い、連続使用しても風量が落ちないのもよいですね。

缶タイプの風量は 10m/s ぐらいですが、極細ノズルが使えるのがメリット。局所的にプシュッと風をあてたいときは缶タイプのほうが勝っています

加工すれば電動エアダスターにも極細ノズルを付けられそうですけど、モーターに負荷がかかりそうなのでおすすめはしません。

缶エアダスターと電動エアダスターの比較

一般的な缶タイプのエアダスターと、購入した IroikiStyle 電動エアダスターを比較してみます。

缶エアダスター電動エアダスター
コスト
風量
持続時間

IroikiStyle 電動エアダスターは、クーポン込み 4,900 円で購入しました。

価格は安定していないので、Keepa でチェックしてタイムセールなどうまく狙ってみてください。

IroikiStyle 電動エアダスター 価格推移

缶タイプのエアダスター 12 本分(1 本 400 円計算)と考えると、コストパフォーマンスはかなり高いですね。

精密機器の細かい部分に使うなら缶タイプ、広範囲なホコリ・水分飛ばしで使うなら電動タイプが向いています。一般的な用途では、電動エアダスターがあれば十分じゃないでしょうか。

ちなみに、バーベキューの火おこしでも十分使えました。

電動エアダスターのデメリットは処分方法

電動エアダスターはほぼメリットしかないように見えますが、唯一困るのは処分方法かもしれません。

バッテリー内蔵(リチウムイオン電池)なので一般ごみとしてそのまま棄てることはできず、自治体によって扱いが異なります。

たぶん内部は接着剤で固定されており、分解するのは難しそうなので、充電式小型家電の処分方法をあらかじめ調べておくとよいですね。

まとめ

電動エアダスターは、以下の用途に適しています。

  • デスクまわりのホコリ飛ばし
  • PC 本体内部やキーボードの掃除
  • エアコンなど家電製品の掃除
  • 洗車後の水分飛ばし
  • バーベキューの火おこし

幅広ノズルは正直不要だったので(使えないし)、ロングノズルが付いて風量やバッテリーが強化された改良バージョンのほうがよいかもしれません。

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いずれにしても 1 台あれば何かと重宝するのは間違いなく、おすすめできる製品です。

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