【4-3】WordPress のページの種類と各部名称

Webページ

WordPress 、カスタマイズ項目からブログの見た目を調整できます。

その前に、専門用語をいくつか覚えておきましょう。「WordPress にはどんなページがあるのか」「どのような名称があるのか」を中心に解説いたします。

WordPress ページの種類

WordPress のページにはいくつか種類があり、種類ごとにデザインを変更できるようになっています(変更できる範囲はテーマごとに異なる)。

最低限、以下の 4 タイプを覚えておけば大丈夫です。

  • ホームページ
  • アーカイブページ
  • 投稿ページ
  • 固定ページ

ホームページ

ホームページは、そのサイトの起点となるページです。

「トップページ」や「フロントページ」と呼ばれることもあり、厳密にはそれぞれ意味が異なりますが、すべて同じページを指していると覚えておいてかまいません。

本ガイドの手順どおりにブログを作成した場合は、ドメインだけを入力して表示されるのがホームページとなります。

Naifix ホーム
トップページ例:https://naifix.com

アーカイブページ

アーカイブページは、何らかの分類に基づいて表示される記事一覧のページです。

WordPress には以下の分類があり、いずれも自動的に作成されます。

  • カテゴリーページ
  • タグページ
  • 著者ページ
  • 日付別ページ

それぞれ個別にカスタマイズできるようになっているか、アーカイブページとして一括でカスタマイズするのみか、というのはテーマによって異なります。

Naifix カテゴリーページ
カテゴリーページ例:https://naifix.com/category/blog/

投稿ページ

投稿ページは、記事が表示されるページです。管理画面の「投稿」から追加していくページですね。

カテゴリーやタグで分類でき、各投稿はアーカイブページに一覧で表示されます(通常は公開日順で並ぶ)。

Naifix 投稿ページ
投稿ページ例:https://naifix.com/blog-beginner/

固定ページ

固定ページは、アーカイブページに表示されないページです。カテゴリーやタグで分類することもできません。

管理のしやすさを考えて、投稿ページと異なるデザインになっているテーマが多いですね。

お問い合わせページやアバウトページなどで使われます。

Naifix 固定ページ
固定ページ例:https://naifix.com/contact/

各部の名称

ページの各パーツ・各エリアには名前がつけられています。

まずは以下の 5 つを覚えておきましょう。

Webページ 名称

ヘッダー

ヘッダーは、ページ上部のエリアを指します。

Naifix ヘッダー

よほど奇をてらったデザインでなければ、ブログ名がここに入ります。(2)のグローバルメニューを含めてヘッダーと呼ぶ場合もあり、これはデザインした方の定義次第です。

グローバルメニュー

グローバルメニューは、「トップメニュー」「ヘッダーメニュー」「メインメニュー」など様々な呼び方があります。

Naifix グローバルメニュー

そのサイトの主要なページへのリンクを配置するところ、と覚えておけばよいでしょう。

ヘッダー付近に表示することが多く、ブログでは各カテゴリーを配置するのが一般的です。

メインカラム

カラムとは、列のことです。メインカラムは、各列のなかで最も大きい列・主要な列を指します。

Naifix メインカラム

Naifix のようにサイドバーがないタイプは、「1 カラム」「ワンカラム」と呼ばれます。

スマホではサイドバーを表示するほどの幅がないため、1 カラムにすることがほとんどです。パソコンでも 1 カラムにしているサイトがけっこうありますが、運営者の好みで決めてしまって問題ありません。

サイドバー

サイドバーは、メインカラムに対して補足的なコンテンツを配置する部分です。

WordPress ブログではあまり見かけませんが、情報量の多いポータルサイトなどサイドバーを左右に配置しているところもあります。

Yahoo! JAPAN
Yahoo! JAPAN トップページ

ブログの場合は、運営者プロフィールや新着記事を配置していることが多いですね。

サイドバーの追尾(固定)は効果がある?Google AdSense で検証した結果

フッター

フッターはページ下部のエリアを指します。

Naifix フッター

SNS のリンクやブログの補足情報(お問い合わせ / プライバシーポリシーなど)を掲載することが多いと思います。

最下部にはコピーライトを表示するのが一般的です。

まとめ

各部名称は、一般的なものとそのテーマでしか使われない独自のものがあり、最初は覚えづらいかもしれません。

実際に表示をカスタマイズしていくうちに慣れていきますので、最低限の名称を覚えたらあちこち触ってみましょう。

次章では Nishiki テーマをカスタマイズしてみたいと思います。

NEXT 【4-4】WordPress の見た目を整える(テーマカスタマイザー)