WordPressでブログを始めるときに最低限設定しておきたい7項目

WordPress設定

WordPress は無料ブログと比べると様々な設定項目があります。

きちんと設定しておけば検索サイトや SNS からの流入を伸ばせますが、途中で設定を変更したりそもそもの設定が間違っているとアクセス数がまったく伸びないということも起こりえます。

そこで、これから WordPress でブログを始めるにあたって、最初に設定しておきたい部分を 7 つご紹介します。

WordPress おすすめ初期設定 7 項目

設定(1)
一般設定-キャッチフレーズ

一般設定-キャッチフレーズ

一般設定にあるキャッチフレーズは、デフォルトで「Just another WordPress site」となっていますので、自分のブログに合わせて変更しておきましょう。

このキャッチフレーズがどのように使われるかは、テーマやプラグインの設定によって異なります。一般的な造りのテーマだと、ヘッダーのブログ名の上下に表示されると思います。

また、トップページの <title> に出力するテーマ・プラグインもあるので、キャッチフレーズがどのように使われるのかチェックしておいてください。

検索結果でのキャッチフレーズ表示例

もし <title> に出力されているなら、あまりに長すぎるキャッチフレーズはやめておいたほうがよいでしょう。「ブログ名+キャッチフレーズ」で 50 文字以内ぐらいが目安です。

キャッチフレーズは運営途中で変更しても問題ありません。

設定(2)
表示設定-フィードの各投稿に含める内容

フィードとは

更新を通知するために用意されたページ(形式)のこと

表示設定-フィードの各投稿に含める内容

表示設定にある「フィードの各投稿に含める内容」は、デフォルトで「全文を表示」になっていると思います。

そのままでもかまいませんが、フィードから記事全文をパクって公開する悪質なサイトもあります。

全文表示しておくメリットはとくにないので、「要約」に変更しておくのがおすすめです。

設定(3)
表示設定-検索エンジンでの表示

表示設定-検索エンジンでの表示

表示設定にある「検索エンジンでの表示」は、最も気をつけておきたい設定項目です。

チェックを入れておくと全ページに以下のメタタグが強制的に埋め込まれ、検索サイトのインデックを拒否します。

<meta name='robots' content='noindex,nofollow' />

立ち上げたばかりのサイトだからと noindex 設定にしておく方もいますが、工事中のページをインデックスさせてペナルティとなることはありません。

いったん noindex と認識されると、「検索エンジンでの表示」のチェックを外してもすぐにインデックスされないかもしれない(クロール頻度が低い)ので、チェックを外したままにしておくほうがよいと思います。

チェックを外し忘れたまま放置しておくと、いつまでたっても検索結果に掲載されないので注意してくださいね。

設定(4)
パーマリンク設定

パーマリンク設定

パーマリンク設定は初期状態で「基本」が選択されています。

「検索エンジンでの表示」に次いで気をつけておきたい項目で、運営途中での変更は極力避けてください。もし途中で設定を変えてしまうと、各ページの検索評価がゼロスタートとなってしまいます。

なんらかの理由で設定を変更する場合は、必ず 301 リダイレクトしましょう。

「基本」のままでも運営に支障はありませんが、Google AdSense の自動広告除外設定ができないなどのマイナス点もあります。

SEO スターターガイドでは次の 2 点が推奨されているので、これに沿う形がおすすめです。

  • できるだけ簡潔にする
  • コンテンツに関連する単語を含む

「投稿名」を選択し、記事の内容に関連したシンプルな英語にするのがよいですね。意味のない文字列や日本語はおすすめしません。

設定(5)
カテゴリー

WordPressカテゴリー設定例

カテゴリーはブログ運営中に追加・統合・削除を行っていくと思います。

しかし、今後書く予定のジャンルが何となくでも決まっているなら、最初に設定しておいたほうが管理しやすくなります。記事を書くたびにカテゴリーを考えていたら、似たような名前のカテゴリーが乱立するかもしれません。

カテゴリーは自分のためではなく読者のために設定するものです。読者・検索エンジンがそのカテゴリー名を見たとき、そこにどんな記事があるのか推測できるものにしておきましょう。

カテゴリーのほかにタグもありますが、こちらは記事数がある程度たまってきてから分類したほうがよいと思います。あるいは、タグをまったく使わないほうがかえってスッキリするかもしれません。

投稿編集画面からカテゴリーを追加すると、日本語のスラッグになってしまいます。

日本語スラッグは外部サービス利用時に悪影響となることがあるため、できるだけ英単語で設定しておくのがおすすめです。

設定(6)
ナビゲーションメニュー

WordPressメニュー設定例
テーマ「Snow Monkey」のメニュー例

WordPress のメニュー位置はテーマによって大きく異なります。

よほど変な造りでなければヘッダーメニューがあるはずですから、主要なページへのリンクを必ず設定してください。ヘッダーメニューはブログの一等地で、そこからリンクしているページは読者も検索エンジンも重視します。

基本的にはメインとなるカテゴリーページへのリンクを設置し、必要に応じて読者に見てほしいページへのリンクを追加しましょう。

設定(7)
サイトアイコン(ファビコン)

WordPressサイトアイコン設定箇所

サイトアイコン(ファビコン)は、ブラウザのタブやスマホ検索結果に表示されます。

何も設定していないと WordPress のアイコンまたはテーマ固有のアイコンが表示されるので、ちょっと差別化したいときは設定しておくのがおすすめです。

検索結果に表示されるサイトアイコン例

外観 > カスタマイズ > サイト基本情報 に進むと設定項目があるので、そこからブログに合うイメージを設定しておきましょう。縦 512px / 横 512px 以上の png 形式で作成しておくとキレイに反映されます。

※テーマによって設定項目の場所が異なります

まとめ

以上、WordPress を始めるときに設定しておきたい 7 項目のご紹介でした。

このほかにもプラグインやテーマで設定できるものはたくさんありますが、まずは初期設定の見落としがないか確認してみてください。とくにパーマリンク設定は変更しないのが鉄則です。

あとは楽しみながら記事を書いていきましょう!

それでは、また。

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Naifix 編集部
Web コンサルティング業務を中心に、サイト制作・コンテンツ販売・メディア運営代行業務を行っております。当サイト(Naifix)では、おもにブログ初心者向けのノウハウを無料で配信しています。

執筆・監修 Direx Marketing, Inc.