ブログ初心者向け:競合サイトを分析するときのポイント

調査・分析

自分のブログに足りない点や改善点を見つけるために、競合サイト・お手本にしたいブログを参考にするのはよいことです。ヒントがあったら、積極的にマネしたいですね。

検索上位に入っているサイトをただ眺めるだけでは何も得られないので、いくつかのポイントに絞って調査・分析しましょう。

最初は簡単な調査から始めるので十分です。本記事では、ブログ初心者向けの競合サイト調査方法と、分析に便利なツール・サービスをご紹介しています。

競合サイトを調査するときのポイント

サイトのコンセプトを調べる

あなたのブログには、しっかりとしたコンセプトがあるでしょうか。もし定まっていないのであれば、競合サイトのコンセプトを調べてみてください。

ブログのコンセプトとは、「だれに何を伝えたいか」です。言い換えると、「ブログに訪れてくれた方にどうなってほしいのか」ですね。

Naifix トップページ
コンセプトは、ヘッダーやトップページの目立つ位置に表記されていることが多い

コンセプトが明確でなければ、アクセス数が気になってトレンドを追うだけになってしまったり、検索ボリュームだけ考えて興味のない分野に手を出してしまったりと、ブレブレになってしまうでしょう。

やがてブログが楽しめなくなり、更新が止まってしまうと思います。

長続きしているサイトほどコンセプトが定まっていることが多く、サイトと連携している SNS でも一貫しています。需要があるジャンルで別の切り口から書けそう、といったヒントも見つかるかもしれません。

サイト・運営者の強みを調べる

「だれに何を伝えるか」というコンセプトに加え、昨今は「だれが書いているか」も重視されるようになってきました。

Google 検索セントラルブログにも、次のように明記されています。

コンテンツを制作しているサイトを調査した場合、そのトピックに関する権威者としてそのサイトが信頼されている、または広く認識されているという印象を受けるか。

コンテンツは、トピックに関して明らかに充分な知識を持つ専門家や愛好家によって書かれているか。

Google のコア アップデートについてサイト所有者が知っておくべきこと  |  Google 検索セントラル ブログ

YMYL と区分されるジャンルではとくに重要な項目となりましたね。

もし競合サイトの運営者・執筆者・監修者がそのジャンルの専門家であれば、その時点であなたのブログは到底太刀打ちできないかもしれません。

著者情報サンプル
記事下やサイドバーに著者情報・編集者情報を掲載するサイトが増えている

YMYL 以外のジャンルにおいても、「明らかに充分な知識」があるかどうかは見られています。好きこそものの上手なれ、という言葉があるように、少なくともその分野に興味関心がなければ手を出さないほうがよいと思います。

ネットで収集した情報を簡単にまとめた程度の記事では、今後いくらがんばっても勝てません。検索順位が伸びないどころか、検索サイトにインデックスされない可能性もあります。

競合サイトにはない自分(のブログ)の強みは何なのか、考えてみましょう。

サイトの構成を調べる

競合サイトの構成がどのようになっているか、俯瞰してチェックしましょう。

たとえば、ヘッダーにあるグローバルメニューには、そのサイトの主力ページ・主要カテゴリーへのリンクが設置されていることがほとんどです。

Naifix ヘッダーメニュー
ヘッダーメニューを見ると、そのサイトの主要カテゴリーがすぐわかる

カテゴリーやタグといった分類をもとに、ざっくりとした構成図を書いてみるとよいですね。そこからキーワード戦略が見えてくるかもしれません。

  • サイト全体で狙っているメインキーワード
  • カテゴリー単位で狙っているビッグワード
  • ページ(記事)単位で狙っているスモールワード

検索上位に入る要因は複数あり、そのなかには関連ページの多さやリンクをもとにした構成も含まれています。

記事の品質が同じであっても、関連記事の質と量で負けているかもしれません。リンクをたどって、どのページに内部リンクが集中しているか調査してみてください。

サイトのデザインを調べる

サイトのデザインは、記事の読みやすさや関連記事の見つけやすさに関わってきます。

  • 全体の配色
  • 各ページのサイドバーに配置されている要素
  • 広告の位置
  • 全体の横幅とメインコンテンツの横幅
  • フォントの種類 / サイズ
  • 行間や段落間の余白
  • フォントカラー / リンクカラー
  • リンクタイプ(テキスト / ブログカード)

「あ、この記事は読みやすいな」と思ったら、デザインをマネしてみてください。

WordPress の場合は使用しているテーマも関係してくるので、どのテーマを使っているのか調べてみるのもよいでしょう。

記事の書き方を調べる

記事の書き方・記事の構成は、参考になる点がたくさんあります。

記事で狙っていると思われるキーワードに対して、どのように話を展開し、なにを伝えているのか。じっくり読むだけで得るものはたくさんあり、記事を書き写してみるとさらに学びがあるはずです。

盗用は NG

書き写した記事をそのまま公開すると、著作権侵害になります。記事を書き写す(写経)は、あくまで勉強目的で行ってください。

  • タイトルの付け方
  • リード文の書き方
  • 見出しの構成
  • エビデンスの有無
  • リンクを入れるタイミング
  • 吹き出しやボックスなどの要素
  • 強調などの装飾デザイン
  • 画像の使い方

ブログ記事の書き方は、一朝一夕で習得できるものではありません。インプットとアウトプットを繰り返しながらスキルを定着させていきましょう。

収益化手段を調べる

ブログの収益化手段(キャッシュポイント)は、大きく次の 2 つです。

  • 他社の商品を紹介する(アフィリエイト / 純広告)
  • 自社の商品を販売する(サービス / コンテンツ)

どこに力を入れているか、収支報告記事があるならすぐわかると思います。数字が掲載されていなくても、サイト全体を眺めれば何となく見えてくるでしょう。

各記事下やサイドバーからリンクを集中させているページを調べてみてください。リンク先のページがアフィリエイトリンク中心であれば、それが収益の柱となっている可能性が高いです。

CV しやすい広告を掲載した記事にアクセス数を集めているケースが多いので、どのような記事で読者を集め、どの記事に流しているかを調べるとかなり参考になると思います。

メールマガジンの購読を促す CTA があれば、リード獲得を目的としていると推測できますね。

CTA サンプル

Google AdSense などのクリック報酬型広告以外にも収益化手段はたくさんあるので、調査して参考にしましょう。

競合サイト調査・分析におすすめのツール

競合サイトの調査は、実際にアクセスして目視でチェックしていくだけでも十分です。

さらに詳細に分析したいときは、ツール・サービスを活用してみましょう。

What WordPress Theme Is That

What WordPress Theme Is That

「What WordPress Theme Is That」は、そのサイトが使用している WordPress テーマを調査できるサービスです。全部ではありませんが、使用しているプラグインも一覧で表示されます。

ソースコードを見るのが苦手でも、このサービスを使えば一発ですよ。

Wayback Machine

Wayback Machine

Wayback Machine では、あらゆるサイトのアーカイブを閲覧できます。

競合サイトの全ページが保存されているかはわかりませんが、長期にわたって検索上位に入っている記事は見つけやすいと思います。

各ページに加えられた変更は、それだけ効果が期待できるものと考えられるので、どこがどう変わっていったのか追ってみると新しい発見があるかも。

各記事がどのようにリライトされているかも参考になる部分です。

Diffchecker

Diffchecker

Diffchecker は、テキストの変更箇所を見つけるツールです。

Wayback Machine から取得したリライト前の記事と現在の記事と比較すると、どこをリライトしたのか、どの装飾を変更したのかなどがすぐにわかります。

キーワードプランナー

キーワードプランナー

Google 広告の一部機能として提供されているキーワードプランナーでは、ドメイン・ページの関連性の高いキーワードを探すことができます。

あくまで広告出稿用のツールですが、自分のブログに不足している情報・コンテンツを発見するきっかけになるかもしれません。

Ubersuggest

Ubersuggest

Ubersuggest はキーワード調査だけではなく、競合サイトの分析にも使えます。

サイトの主力ページ(検索トラフィックが多いと思われるページ)や、検索上位に入っているキーワードをあぶり出してみましょう。キーワードプランナーでは出てこなかったキーワードが見つかるかもしれません。

SEO 関連の調査ツールはほかにもたくさんあります。日本語に対応しているメジャーなサービスは以下の記事をご覧ください。

SEO META in 1 CLICK

SEO META in 1 CLICK

Chrome 拡張機能「SEO META in 1 CLICK」を使うと、そのページの SEO 施策状況が一目でわかります。

見出し・画像の alt・発リンクなど、手作業で調べるのが面倒な要素を一覧できるので、調査の時間短縮に役立つと思います。

その他のおすすめ拡張機能は、以下の記事をご覧ください。

AI テキストマイニング

AI テキストマイニング

AI テキストマイニングは、文章内に頻出する語句や共起語などを視覚的にチェックできるツールです。

競合サイトが重視しているキーワードを見つけられるほか、自分の記事と競合の記事を比較し、足りない情報・キーワードを抽出するのにも便利ですね。

自分の文章のクセを客観的に見たい、というときにも使えます。

Website Explorer

Website Explorer

Website Explorer は Windows 専用アプリです。

サイトの構成や発リンクを調査したいときに便利で、競合サイトの収益の柱となっているアフィリエイトプログラムがすぐ見つかります。

自分のサイトのリンク切れチェックに活用するのもよいですね。

smartASP

smartASP

smartASP は ASP 報酬を一元管理するオンラインサービスです。

機能の一つに「競合サイト内部リンク分析」があり、URL を指定するだけで WordPress サイトの内部リンクマップを生成してくれます。

「サイト内バックリンクランキング」で、リンクを集中させているページを見つけるのも簡単です。

まとめ

自分のブログだけ見ていても、それが正解かどうか判断しづらいですよね。

競合サイトやお手本にしたいブログと照らし合わせることで、足りない点・改善すべき点が見つかると思います。

最初はマネから入って、そこから自分だけのスタイルを確立させていきましょう。

それでは、また。

Author

Naifix 編集部
Web コンサルティング業務を中心に、サイト制作・コンテンツ販売・メディア運営代行業務を行っております。当サイト(Naifix)では、おもにブログ初心者向けのノウハウを無料で配信しています。

執筆・監修 Direx Marketing, Inc.