2016/09/2123 Shares

バックアップデータを使ってWordPressを復旧・移行する方法

いざという時のためにバックアップを忘れずに!

backup

WordPress 本体のバージョンアップやプラグインのインストール・アップデート、そしてテーマをカスタマイズするさいは必ずバックアップをとるのが常識です。

でも、いざという時がきたらどうやって復旧させればよいのでしょう。

以前、プラグインもデータベース操作も行わない初心者向けのバックアップ方法をご紹介しましたが、今度はその逆となる復旧方法について解説していきます。

WordPressバックアップ方法のおさらい

今回の復旧作業は、以前ご紹介した方法でバックアップしたデータを使用します。

プラグインを使わず、データベースもいじらない方法はこちら

WordPress初心者でも簡単にできるバックアップ方法

バックアップ方法を簡単におさらいしておきましょう。

  • 「plugins」を FTP でダウンロード
  • 「themes」を FTP でダウンロード
  • 「uploads」を FTP でダウンロード
  • ツールから「すべてのコンテンツ」をダウンロード
  • ping やパーマリンク設定をメモ

文字にすると数行ですが、画像やプラグイン関連のダウンロードはちょっと時間がかかるかもしれません。ブログの規模や回線速度にもよりますが、このブログで 10 分ほど。

慣れていないうちは 30 分以上かかるかもしれませんが、一瞬にしてすべてが吹っ飛ぶことを考えればこの時間は惜しむべきではありません。

※最低でも「uploads」と XML ファイルがあれば、デザインは復旧できませんが中身は保護できます。

ダウンロードしたデータをアップロードし、エクスポートしたデータをインポートする、というのが復旧作業の基本となります。

WordPressを復旧させる方法

それでは、Naifix のデータを使って復旧作業を行ってみましょう。

とは言ってもわざわざ本体を壊すのはもったいないので、新しくインストールした WordPress に移行する、という形で進めていきます。

現時点では、「Naifix-Backup」というフォルダに下のようなバックアップデータが入っている状況です。

naifix-backupフォルダ

不要な記事・コメントなどを削除する

WordPress インストール時は、あらかじめダミー記事やコメント、固定ページが作成されていますよね。

これらは不要なのですべて削除しておきましょう。

プラグインとテーマはそのまま触らずにおいておきます。更新の必要もありません。

FTP でバックアップデータをアップロードする

中身のないクリーンな状態になったら、「plugins」「themes」「uploads」の 3 つを FTP でアップロードします。

アップロード先は、WordPress 本体の「wp-content」内です。

すでに同じ名前のディレクトリがあると思いますが、すべて上書きでかまいません。

FFFTPを使用したアップロードイメージ

FFFTPを使用したアップロードイメージ

ダウンロードと同じく、画像やプラグインは時間がかかります。お茶でもすすりながらのんびり待ちましょう。

ローカル環境の場合はコピペ

現在のブログをそのままローカル環境へ移行するなら FTP は必要ありません。

WordPress がインストールされている場所を探して、「plugins」「themes」「uploads」をコピペ上書きするだけで OK です。

ファイルをコピペ

逆に、ローカル環境で作り上げたものをサーバー上のブログへ移行したいなら、3 つのファイルを FTP でアップロードするということですね。

以前使用していたテーマを適用する

上記作業が終わっていれば、[外観]-[テーマ]には今まで使用していたテーマが入っています。

使用していたテーマを有効化

こちらを有効化しておきましょう。

プラグインを有効化する

プラグインもインストールされた状態なので、有効化していきます。

プラグインを有効化していく

AddQuicktag など、プラグイン単体でデータをエクスポートしていた場合は、有効化後にインポートしておきましょう。

【重要】パーマリンクを設定する

パーマリンクは以前と同じ設定にしておきます。ここが一番重要なので絶対に忘れないよう注意してください。

画像はNaifixのパーマリンク設定

画像はNaifixのパーマリンク設定

設定を忘れたまま復旧作業を進めると、各記事・カテゴリーのパーマリンクがきちんと反映されません。

XML データをインポートする

ここまでの作業が終わったら、最後に XML でエクスポートしてあったファイルをインポートして完了です。

管理画面サイドバーの「ツール」から「インポート」を選択。インポートする形式が選べるので、ここで「WordPress」をクリックします。

ツール-インポート

すると、「WordPress Importer」というプラグインをインストールするよう促されるので、このままインストール。

Wordpress Importer

インストールが終了したら、「有効化してインポートツールを実行」をクリックします。

WordPress Importer 実行

ファイルを選択する画面に移行するので、XML 形式でバックアップしておいたデータを選択後、「ファイルをアップロードしてインポート」ボタンを押下。

Import WordPress

つづく画面で、「投稿者の割り当て」を設定します。新規ユーザーは不要なので、既存のユーザーを選択してください。

そして、「添付ファイルをダウンロードしてインポートする」にチェックをいれます。ここのチェックを入れないと、記事内の画像などがうまく反映されません。

インポート設定

しばらく時間がかかるので、茶菓子でもいただきながらのんびり待ちましょう。

作業が終了したら、以下のメッセージが出てきます。

インポート完了画面

おつかされまでした!

復旧(移行)したブログを確認してみよう

復旧作業が終わったので、トップページを確認してみます。

復旧後のトップページ

大丈夫みたいですね。

最新記事横の人気記事はプラグインを使用していますが、復旧後でアクセスがゼロのため表示されていません。

各記事のパーマリンクや画像、サイドバーのウィジェットなども確認しておきましょう。

復旧後の記事ページ

人気記事や SNS シェア数はゼロになってしまいましたが、その他は問題なく復旧しています。

もしどこかおかしなところがあったのなら、作業手順に間違いがなかったか確認してみてください。

まとめ

以上、バックアップデータを使った復旧(移行)作業の解説でした。簡単にまとめてみます。

  1. まっさらな WordPress を用意する
  2. 「plugins」「themes」「uploads」をアップロードする
  3. 今まで使用していたテーマを適用
  4. プラグインをすべて有効化
  5. パーマリンクの設定をそろえる
  6. XML ファイルをインポート

大掛かりなカスタマイズを行う場合は、同様の手順でローカル環境に移行すれば本体に影響なく作業できますね。

いざという時のために、バックアップと復旧手順は忘れないようにしておきましょう。

それでは、また。