2014/09/2118 Shares

知らなきゃヤバイ!Windows XP サポート期限終了でどうなるのか

Windows XP 使い続けたらどうなるの?

日本時間2014年4月9日でWindows XPのサポートが終了します。

永年愛されてきたOSがこの世から姿を消す…とはならず、『セキュリティソフト入れておけば大丈夫でしょ?』と何の危機感も持たない個人・企業はしばらくXPを継続して使用するらしい。

というわけで、サポートが終了するとどんな問題が起きるのかおさらいしておきましょう。知らずにいると、OSを入れ替えるより莫大なお金が飛んでいく可能性もあります。

サポートが終了すると何が起きるのか

Windows XPだけではなく、Office 2003・Internet Explorer 6も同時にサポート終了となります。

これで何が起きるかというと、今まで定期的に更新されていた脆弱性修正プログラムの配信が終わり、セキュリティ面が穴だらけになります。

簡単に言うと、ウィルス侵入し放題情報抜かれまくり

セキュリティソフトでウィルスは防げる?

『セキュリティソフトを最新に保っておけば何とかなる』とアバウトに考えている人もいますが、まったくもってお話になりません。

OSは城で、セキュリティソフトは単なる傭兵です。

いくら傭兵が守りを固めていても、そこを突破されたらあっという間に侵略されます。今までは敵に応じて城の造りが強化されてきましたが、これからは城が補強されることはありません。一度乗っ取られてしまうと、取り返しがつかない事態に発展します。

さらに言うと、傭兵であるセキュリティソフト自体がXPに対応しないことも考えられます。各メーカーによって対応は異なりますが、Microsoft Security Essentialsは2015年7月14日でサポート終了となるようです。

To help organizations complete their migrations, Microsoft will continue to provide updates to our antimalware signatures and engine for Windows XP users through July 14, 2015.

Microsoft antimalware support for Windows XP

XPを使い続けるとどうなる?

サポート終了後も使い続けるリスクを挙げてみましょう。

  • ウィルス侵入率が高くなりシステムが破壊される
  • パソコン内のデータが抜かれてネット上に流出する
  • 知らぬ間に他のパソコンを攻撃する拠点となってしまう

単にシステムが破壊されるぐらいなら自己責任で済みますが、個人情報を含む顧客データが流出したり、取引先のPCを攻撃する踏み台にされてしまったらどうでしょう。

何らかの問題が起きた時、責任を問われるのはサポート切れのOSを使い続けた個人・企業。『知らなかった』で済む問題ではありません。損害賠償まで発展しまうとOS入替費用より高くつくことになり、信用も失われます。

あー、こわい。

Since a security update will never become available for Windows XP to address these vulnerabilities, Windows XP will essentially have a “zero day” vulnerability forever.

The Risk of Running Windows XP After Support Ends April 2014

「XPは永遠に危険である」ので、使わないでくださいとのこと。

ネットワーク内にXPが1台あると、接続されているPCすべてが危険な状態になります。脆弱性が発見されたらその情報は瞬時に共有され、あらゆる方面から攻撃される可能性があります。

あー、こわい。

ネットにつながっていなくても危険

インターネットに接続していない状態でXPを使用するのであれば、“とりあえず”大丈夫です。

ただ、USBメモリなどの外部ストレージを介してウィルスが侵入する可能性もゼロではありません。

どうしても使わなければならない状況であれば、ネットはもちろん外部機器の接続にも気をつけてください。

Windows XPサポート終了後の対応策

XPを使わないのが一番の対応策です。

早い話が「買い替えろ」ということですが、その他の選択肢も挙げておきます。

  • Windows8.1搭載のPCに買い替える
  • PCをやめてタブレットにする
  • Windowsをやめて他のOSに移行する

やっぱりWindowsじゃなきゃ!という人

Windowsじゃなきゃ困るなら、後継OSに移行しましょう。

スペックによりますが、現在使っているPCでWindows 8が使えることもあります。クリーンインストールすることになるので、内部データのバックアップが必要です。

何かと不安だったら安いPCを買ったほうが早い。

愛用機を手放したくない方は自力で頑張りましょう。

PCを使い続けている限りOSを更新していくことになるので、この際いろいろ勉強しておくと後で役立ちますよ。

中には「Windows Vista」からXPにダウングレードして使っている方もいるはず。先日も某企業にお邪魔したときも見かけました。本体にちゃんとVistaのシールが貼ってあって、中身はXP。

Vistaのサポート期限は2017年4月11日なので、これならあと3年間は乗り切れます。

よく考えてみたらタブレットで十分かも?という人

PCの使い道がメールとネットだけなら、PCにこだわる必要はありません。

『スマホで事足りるようになって、最近PCの電源入れてねーよ!』という方はタブレットにするのもありだと思います。

ネットショッピングやブログ更新程度なら今のPCはオーバースペックだったりします。

Windowsじゃなくても困らない人

OSはWindowsだけではなく、「Mac」や「Chrome OS」「Ubuntu」などいろいろあります。

特にブロガーの間ではMacに移行する方が増えているので、こだわりがなければ乗り換えも検討してみましょう。

マニアックな方には「Linux Mint」とかお勧めします。

雑学:プリクラや音ゲーの中身はWindows XP

一口にXPといってもいろいろなバージョンがあり、PCで広く使われているのは「Home Edition」か「Professional」です。

で、「Embedded」というのもあって、これはプリクラや音ゲーなどのアーケードゲームで使用されています。こちらのサポート期限は2016年まで。

一般ユーザーには関係なく、知っていてもまるで役立たない雑学。女の子とプリクラ撮る時に『こいつの中身XPなんだぜ』なんて言っても、白い目で見られるだけですw

ゲーム機のほかに、レジや自販機、ATMでも広く使われています。

まとめ

『XPで不自由しないからこのままでいく!』という方も多いですが、他人に影響が及ぶ可能性も十分考えられるのできちんと対応しましょう。

保険が切れた車に乗っているのと同じで、何か起きてからでは遅いのです。

個人的に早くIE8以下が消滅してほしいと願っています。サイト作成時はもう無視していますけどね。

それでは、また。