2016/06/0120 Shares

ブログ引越しと同時に独自ドメインを取得するなら301リダイレクト

ブログ引越しするなら301リダイレクト

無料ブログから WordPress へ引越しする場合、無料ブログサービスのドメインを使っていたのなら新たに独自ドメインを取得する必要があります。

ここで悩むのは、「今まで書きためてきた記事をどうするか」ですね。丸ごと引越しするのか、旧ブログと新ブログを切り分けるのか。

アクセス数の維持や SEOのことを考え、最適な方法を見ていきましょう。

WordPressを勧める理由と運営に最適なレンタルサーバー

僕もこのブログを始める前はアメブロを使っていましたが、過去記事はそのままにして新たにスタートしました。

無料ブログの場合、カスタマイズに制限があり、運営側の操作ひとつで記事が消し飛んだり検索エンジンに弾かれることもあります。

レンタルサーバーを借りて WordPress で運営していれば、そういったリスクを回避することができます。もちろん、著作権侵害とか法に抵触する内容ならどんなサービスを使っても NG ですけどね。

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有名どころのレンタルサーバーはほぼ試しましたが、エックスサーバーに落ち着きました。今のところ何のトラブルもなく、急激なアクセス数上昇時でも耐えてくれます。

何度かお話ししていますが、サーバー契約時は容量だけではなく転送量に注意してください。初心者であればサポート体制がどうなっているかも見ておきましょう。

参考WordPress使うならおすすめのエックスサーバーが実質0円!?

安いサーバーはたくさんありますが、それなりの理由があって次第に不満がたまるかもしれません。はじめから安心して運営できるサーバーにしておくと、移転の面倒もなくストレスフリーです。

サーバー・ブログ引越し時の選択肢

段ボール

引越し・移転はいくつかのケースにわかれます。ざっと挙げてみましょう。

  • 無料ブログから他の無料ブログへ
  • 無料ブログからレンタルサーバーへ
  • レンタルサーバーから無料ブログへ
  • レンタルサーバーから他のサーバーへ

無料ブログから他のサービスへ移行する場合

無料ブログから引越し

無料ブログ→無料ブログでも、無料ブログ→WordPressでも、記事の移動は考えないほうが良いです。

なぜなら、旧ブログに対する検索エンジンの評価を引き継ぐことができず、Java Scriptなどで新ブログへリダイレクトさせるとスパム扱いされる可能性があるからです。

せっかく引越したのに新ブログの検索順位がいつまでたっても上昇しない、なんてことが起きちゃうわけですね。ですから、心機一転、新たなブログとして運営しましょう。

レンタルサーバーから無料ブログへ

WordPressから無料ブログ

あまり見かけないケースですが、レンタルサーバーでWPやMTを使っていて無料ブログへ移行する場合。

独自ドメインを利用していて、引越し先の無料ブログサービス(独自ドメイン使用時は有料になるけど)でもそのままドメインを維持するのであれば、記事を丸ごと移動しても問題ありません。

独自ドメインをやめて無料ブログサービスのドメインを使うなら、301リダイレクトで評価が引き継がれるまでしばらくドメインを保持しておく必要があります。

ドメインを棄てるなら、新ブログとして取り組んだほうが良いです。せっかく育てたドメインを棄てる人はいないと思いますけど…。

レンタルサーバーから他のサーバーへ

サーバー移転

独自ドメイン+WordPressを継続し、単にサーバーのみ変更する場合。面倒な作業ですがそれほど難しくはありません。

初心者向け移転方法はこちらのシリーズ記事が参考になります。

さくらレンタルからエックスサーバーに移転する方法(WordPress3.8系対応)

ただし、サーバーが発行しているドメインを借りていて、新サーバー移行をきっかけに独自ドメインへ変える場合は301リダイレクトを行う必要があります。

この301リダイレクトに関して詳しく見ていきましょう。

検索エンジンも推奨する301リダイレクトのやり方

301リダイレクトとは

「301」のような3ケタの数字は HTTPステータスコード と呼ばれているもので、いくつかの種類があります。

301リダイレクトは「旧URLにあった情報は新URLへ移動しました」という処理のこと。ブラウザから旧URLにアクセスすると新URLへ転送され(リダイレクト)、検索エンジンは旧URLに対してつけていた評価を新URLへ引き継ぎます。

ただし、評価の引き継には約1か月近くかかり、すべての評価が引き継がれるわけではありません。また、悪い評価もそのまま引き継ぎますので注意してください。

では、Googleも推奨している301リダイレクトの方法をご紹介します。

.htaccessを編集する

「.htaccess」は、WordPressを使っているなら自動的に作成されます。FTPクライアントソフトなどで確認してみてください。

まずこのファイルをダウンロードし、テキストエディタで開きます。

.htaccessをダウンロード

そのまま開けない場合は、ファイル名を「htaccess.txt」などに変更してください。アップロード後、再び「.htaccess」に名前を変えます。

中身を開くと、こんな感じでWordPress用の記述があると思います。

この前に下記を加えます。先頭に記述しておけば間違いありません。

1行目に旧ドメインを、2行目に新ドメインを記述します。

この方法は、ドメイン名のみ変更しそれ以下の部分は変えない場合です。ディレクトリ名やパーマリンクが変更になる場合はさらに細かい設定が必要です。

WordPressプラグインRedirectionを使う

WordPressにはリダイレクト専用のプラグインもあります。

.htaccessをいじることに抵抗があるなら、管理画面からちょちょいと設定できるこの方法が良いでしょう。

詳しい使い方はこちらが参考になります

Redirection – 301リダイレクト設定

301リダイレクトが成功したか確認してみよう

.htaccessを直接編集する場合でも、プラグインを使う場合でも、きちんと転送処理されるか確認してください。

こちらのツールを使えば簡単。

View HTTP Request and Response Header

URLを入力し、「Submit」ボタンを押します。

view-http-submit

結果に「301」が表示されたらOKです。

http-status-301

実際にブラウザからも確認してくださいね。

お勧めできないその他の転送方法

単に転送するだけなら他にも方法があります。

無料ブログでは .htaccess を編集できないので、この方法しか使えません。

メタリフレッシュを使う

head内に下記コードを書き加えます。丸ごと引越しするなら全ページに書く必要があります。

一時期アフィリエイトサイトでよく使われていました。空のページにこのコードを仕込んでおいて、移動先はアフィリエイトリンク。サイト内リンクに見せかけることができ、アクセス解析を入れておけばクリック計測もできるというわけです。

この方法はほとんどのASPで禁止されており、検索エンジンはスパムとみなす可能性が高いのでアフィリエイトで使うのはやめておきましょう。

Yahoo!検索ヘルプではメタリフレッシュの扱いを次のように説明しています。

即時にリダイレクトするように設定している場合は301、リダイレクト開始まで一定の時間を設定している場合は302、として扱われます。

リダイレクトを設定している場合、どちらのURLがデータベースに登録されますか?

正当な使い方をしていてもスパムとみなされる可能性はあるので、最適な方法とは言えません。301リダイレクトができる環境なら素直に301を使ってください。

Java Scriptを使う

基本的に <head> 内に記述しますが、どこでもOKです。

コードが読み込まれた瞬間、転送されます。アメブロのリダイレクトスパムは、フリープラグイン内にこのコードが仕込まれています。サイドバー部分に記述されるので転送までにタイムラグがあり、一瞬ページが表示されます。

参考アメブロスパムにお悩みの方へ!不正横行の原因と対処法

ブラウザのJava Scriptを切ってしまえば転送されませんし、metaと同じく全ページにコードを記述しなければなりません。ブログを丸ごと引越すなら面倒なだけです。

こちらもスパムとして処理される可能性があるので気をつけてください。

リダイレクトせず、新ブログとして運営する方法もある

サーバー移転でリダイレクトを行う方法は、元のURLをしばらく保持していることが前提です。旧URL(ドメイン)を手放すつもりなら、新URLで運営を始めたことがリピーターや検索エンジンに伝わってからにしましょう。

でも、状況によっては新ブログとして運営をはじめても良いと思います。たとえばこんな場合。

  • 1日100PVぐらいのアクセス数しかない
  • 検索結果上位に入っている記事が少ない
  • 開設からあまり日数が経過していない
  • テーマを切り分けることができる

正解なんてありませんが、もし1年も運営していてアクセス数がまったく伸びないなら記事を引き継ぐ意味がありません。

検索流入数が少ないなら、テーマが悪いのか、記事の書き方が悪いのか、タイトルが悪いのか、スパム判定されているか、何らかの理由があります。

そのような状態で移転と過去記事の修正に時間をとられるぐらいなら、新しいサーバー・新しいドメインで新しいブログを作ったほうが良いかも。

旧ブログを活用する方法

新たに独自ドメインを取得するとまっさらなブログができるので、ゼロからスタートすることになります。

でも、旧ブログからリンクを張れば立派な被リンク。自演ですがインデックスを促すのに効果的です。僕はこの方法でいくつかブログを作りましたが、スパム扱いされたことはありません。

また、旧ブログの過去記事を新装版としてリライトすることもできます(注:単なるコピペだと重複コンテンツになります)。当ブログでは、「僕が実際に雇った仕事ができない人の特徴6+2」という記事がこれにあたります。

芽

テーマを切り分けることができるなら、旧ブログも新ブログも並行して育てていくのもアリ。ひとつのドメイン・ひとつのブログに固執する必要はありません。

ブログで飯を食うプロブロガーだって、たくさんのブログをつくり、失敗を繰り返して今に至っているわけですから。

思い切って心機一転し、新しく最初から構築し直した方が訪問者に優しいブログ、つまりは「飯が食える」ブログに生まれ変わる可能性が高いのです。

ブログ飯 個性を収入に変える生き方より引用

まとめ

この記事は「サーバー移転時に独自ドメインを取得したいけど、元の記事はどのように扱えば良いのか。重複コンテンツなどについて知りたい」というリクエストを基に書き上げました。

ひと言でいうと「引越しするなら、元のドメインから新ドメインへ301リダイレクト」がベストです。

これからWordPressでブログを始めたいなら、独自ドメイン+エックスサーバーがおすすめです! よほどのことがない限り再引越しすることはありません。

下準備を整えて楽しく運営していきましょー。

それでは、また。

記事リクエストはこちらのフォーム、またはTwitter(@uszero800)からお気軽にどうぞ^^