2014/08/1919 Shares

これで納得!なぜあの人は稼げる情報を無料ダウンロードさせたがるのか

download

おそらく迷惑メールフォルダにはたくさんのメールが振り分けられていると思いますが、その中には必ず「稼げる情報」「儲かる情報」が紛れ込んでいますよね。しかも、無料。

勘の良い方、というか一般常識を持ち合わせている方なら、その裏にはよくわからないけど何か仕組みがあって、情報提供者に何らかのメリットがあることは容易に推測できます。

では、具体的に無料で稼げる情報を提供している連中にはどのようなメリットがあるのか、解説いたします。

毎日滝のように流れ込む“稼げる無料情報”の仕組み

僕の捨てアドには、ご覧のとおり一見魅惑的(?)なタイトルの迷惑メールが毎日届きます。無料レポートを配信スタンドからダウンロードしたり、無料情報を一度でも手にしたらあっという間に何十種類ものメルマガに登録されます。

迷惑メール

この情報を全部実行したら1年後には何億円貯まるんだよ、というぐらい。

こうして無料提供しているものは「無料情報」「無料案件」「無料オプトイン」などと呼ばれています。誰が名づけたかわかりませんが、どれも意味は同じ。

はたして、彼らの目的は一体何なのでしょうか。

撒き餌で誘い、囲い込む

餌

最終的に商品またはサービスを買わせるのが彼らの目的です。慈善事業じゃないので当たり前ですね。金儲けの情報をタダであげるようなお人よしはいません。

流れはこのような感じです。

  • 無料のエサで獲物をおびき寄せる
  • 捕らえた獲物を育てる
  • 十分成長したら商品を買わせる

エサに喰いついてくる割合はだいたい決まっているので、とにかくたくさんエサをまけばそれだけ自分の腹も肥えることになります。しかし、ひとりでエサをまくには限界があるので手伝ってくれる人が必要。

ここで、頼もしいアフィリエイターの登場です。

アフィリエイターを操る情報提供者

短期間で10万人にエサをばらまこうと思ったら、かなり大変ですよね。10万人の読者がいるメルマガを発行していたり、10万人が訪れるブログを持っていれば簡単ですが、なかなかそうはいきません。

それよりも、1万人の顧客を持つアフィリエイターを10人つかまえるほうが簡単です。1000人の顧客を持つアフィリエイターを100人つかまえるほうがもっと簡単です。

アフィリエイターが何で動くかといえば、お金しかありません。ということは、『マージン払うからこの情報を宣伝してよ』というやり取りが裏で行われているわけです。

誰が儲かっている?無料情報とお金の流れ

必ずしも当てはまるとは限りませんが、お金の流れ方はほぼ決まっているので、それをご紹介していきます。

アフィリエイターには1件数百円の報酬が支払われる

まずアフィリエイター目線で見てみましょう。

ものすごく簡略化しますが、無料情報がダウンロードされるたびに情報提供者からアフィリエイターへ報酬が支払われます。

1件500円とすると、アフィリエイターは100人にダウンロードしてもらって5万円の報酬。もし読者1万人のメルマガを持っているなら、1%の反応があれば良いのです。

無料情報アフィリエイター目線

肝心のメルマガは無料情報を含む広告で埋め尽くされていて、中身なんてほぼないに等しいことが多いです。コピペ+数行の内容だったら10分もあれば誰でも書けますよね。

そんなメルマガで1万人もつくのか? 成約率が1%になるのか? というのはさておき、こうした手法が「たった10分で1日5万円稼げる新ビジネス」と銘打たれて販売されたり、時には無料情報そのものとして配布されることもあります。

中には10分×6で無理やり1時間に換算して、「時給30万円」なんて大げさに煽る人もいます。まあ、机上の空論です。

情報提供者は売上金回収後に報酬を支払う

では、情報提供者側の目線で考えてみましょう。

1回500円の報酬を払うとなると、かなりまとまったお金が必要になります。各アフィリエイターが頑張って1万人集めてくると、それだけで500万円。

ところが、最初に現金を用意しておく必要はないのです。
こちらの図をご覧ください。

報酬支払いの仕組み

ポイントは、アフィリエイト報酬の支払いを「末締め翌々月払い」と設定しておくことです。この間に収入を確保すれば、手元に現金がなくても支払いができます。上の図でいくと、アフィリエイト報酬は3月末締め5月15日払い。

情報提供者は撒き餌で集まってきた獲物を育て、高額商品を売りつける。価格が30万円だとしたら、100人が買ってくれれば3000万円の売り上げ。1万人集めたのなら、そのうち1%の人間を囲い込めばいいわけです。

この3000万円を回収した後、アフィリエイターに500万円を支払います。その他必要経費を除いたものが利益ですね。

こうして考えると、1億円プレイヤーがたくさん誕生している構図が何となくわかるんじゃないでしょうか。もっとも、未来永劫続けられるものじゃないというのは明らかです。

え? 商品が売れるとは限らないって?
そんな場合は…

もし商品が売れなかったらどうするの?

商品が1個も売れなければ、500万円の大赤字。現金がなく、どこかから借りることもできない。そんな状況になったらどうするんでしょう。

答えはカンタン。

バックレます

夜逃げする人もいれば、何だかんだ理由をつけて支払期限を延ばし、うやむやにする人も。

手にしたお金を渡すのが惜しくなって、売り上げは確保できたのにアフィリエイターの成果を「未承認」にする人もいます。同一IPだとか実在しない人物だったとかサーバーに不正アクセスがあった…とね。

アフィリエイターからすると、顧客が無料情報を請求した後のことは闇の中。ここら辺でいくつかトラブルが起きていたようですが、ホントどうでもいい話です。

無料情報だけで稼ぐことは可能なのか

ちょっと整理しておきましょう。

滞りなくお金が流れたとしたら、実際にお金を得たのはアフィリエイターと情報提供(販売)者。

お金の流れ

アフィリエイターは、成約数×500円の報酬。
販売者は、高額商品成約数から報酬などの経費を差し引いた額。

高額商品を買った人は、というと、30万円のお金を失っただけです。それ以上稼げるのはごくごく一部で、ほとんどがお金と時間を失っただけで終わります。

ちなみに、無料情報を手に入れただけで稼いだ、というのは聞いたことがありません。そんな人が周りにいたらぜひ教えてください。

稼げる情報依存症

残念ながら、稼げる情報に手を出してしまった人の一部は依存症になります。

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30万円をちょっと高い勉強代としてあきらめればいいのに、ほかの情報なら大丈夫なんじゃないか、自分には合ってなかっただけなんじゃないか、実はもっと楽に稼げる方法があるんじゃないか、という妄想にとりつかれるのです。

そうして無料情報を積極的に探し回り、ネギを背負ったカモに大変身。

お金はどんどん失われ、借金だらけになって身動きがとれなくなると、ようやく元の姿に戻ります。お金を稼ぐどころの話じゃありません。儲かっているのは、アフィリエイターと販売者だけです。

無料だから手に入れておいて損はない?

商品を販売することに比べれば、無料サンプルを配るほうが少しだけ敷居は低くなります。

それでもお客様を動かすというのは本当に大変なことなんですが、ここら辺の勉強をしていないアフィリエイターはとにかく「無料」を前面に押し出してきます。

『とりあえずダウンロードしておいて損はありません!』『無料だから手に入れておいて損はありません!』みたいな。期間限定なんです、数量限定なんです、今なら特典もつくんですぅぅ……

crazy

自分が1件500円の報酬を得るために必死で、その後お客様がどうなろうと関係ありません。高額商品を買うも買わないもあとはその人次第。仮にお金を失う結果になっても、我関せず。

極論を言ってしまうと、500円で顧客のアドレスを売っているだけですからね。『あなたに稼いでほしいんです!』という言葉は薄っぺらで何の重みもありません。

無料情報を手に入れたところで稼げないという事実は、彼らが一番良くわかっているんじゃないでしょうか。

何の役にも立たない高額商品を買わされないようにする方法

無料情報も高額商品も、役に立ちません。買ったところで億万長者になどなれません。

買わされないようにするには、そもそものきっかけとなる無料情報を手に入れないか、無料情報を紹介するメルマガやブログを読まないなど、根元から断つのが一番。

それでも、どーしても手に入れたい!という情報があるなら、こんな方法もあります。お勧めしませんが。

有効期限付のメールサービスを使う

いったん無料情報をダウンロードすると毎日メールが届き、どうしても高額商品を買いたくなるように誘導されます。その誘導を断ち切るために、メールは最初の1回のみ受け取るよう専用の捨てアドを登録します。

捨てアドがすぐ作れるサービスはいくつかあるので、活用してみてください。

10 Minute Mail

クイックメール(15分間フリーメール)

2chメール

何通か受け取らなければ情報がもらえない、という場合はあきらめたほうがいいかも。徐々に洗脳されてしまうので。

filetypeで検索してみる

PDF形式でレポートを配布している場合、いい加減なところはサーバーにそのまま置いてあるので、検索すればひっかかります。

「filetype:pdf 稼げる」と入力すると、PDFだけ検索してくれます。ZIPファイルを探すなら、「filetype:zip」とすればOK。キーワードを変えていろいろ探してみると『これで稼ぐとかwww』というのが見つかって面白いですよ。

全部役に立たないんですけど、暇つぶしにはなります。ブログネタにもなるかな。

まとめ

今日の話を簡単にまとめると、このようになります。

  • 無料情報で稼げるのは販売者とアフィリエイター

1行で終わっちゃいましたね。

僕は知りませんが、中にはものすごく有益な情報があるかもしれません。そのためすべてを否定する気はありませんが、情報を手に入れたから稼げるとか、お金を払えば稼げるようにしてくれる、という考えは捨てたほうが良いです。

自分が行動しなきゃ結果は出ませんし、お金は湧いてくるものじゃありません。

傍観しているだけなら面白いのですが、くれぐれも罠にハマって餌食になりませんように。お金に目が眩んでしまった人の行動は、時として異常です。付き合わないのが賢明。

『アフィリエイターになれば稼げるじゃん!』

……ご自由に。

それでは、また。