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Google検索結果の新デザインに合わせてタイトルを変える必要はない

google-new-design

先日、Google検索結果のデザインが変わりました。

これに伴い、「タイトルのつけ方を変えなきゃ!」と思っている方も多いようですが、既存の記事タイトルすべてを変更する必要はありません。むしろ、下手にいじらないほうが賢明です。

その理由をご説明します。

Google検索結果新デザインの影響

検索結果ページの主な変更点は下記の3点。

  • 「広告」が一目でわかるよう黄色のラベルで表示
  • タイトルのフォントサイズが大きくなった
  • リンク(タイトル)の下線が取り除かれた

このうち、サイト運営者が気になるのはフォントサイズの変更だと思います。

フォントが大きくなったため、表示される文字数が減りました。環境によりますが、従来のデザインより4~6文字ほど少なくなっています。

『ということは、タイトル32文字説が有効ではなくなった?』

最適なタイトル文字数

タイトルは多くても32文字以内に収めるのが有効、と言われていました。これは検索結果に表示される文字数、ソーシャルメディアでシェアされた時の見た目などを総合してはじき出された数字です。

ひとつの指標として、はてなブックマーク数年間TOP100のタイトルを調べてみたところ、平均値は31文字という結果になっています。全体の7割が21~40文字としており、あきらかに「30文字前後」を意識していることが伺えます。

今回のGoogle新デザインで表示される文字数は少なくなりましたが、だからと言って安易にタイトルを変える必要はありません。

大幅な改変は順位に影響する可能性がありますし、そもそも出力している文字数自体に変更はないからです。

検索結果で出力している文字数は変わらない

文字数が減ったのは、先述のとおり文字サイズが大きくなったため。

ただ、それは表示されている文字数であり、実際に検索エンジンが出力している文字数は見た目より多くなっています。

PC版のデザインを見てみましょう。検索結果のタイトル部分は<h3>が使われており、幅は512pxとなっています。この幅に収まるタイトルは省略せず表示されます。

google検索結果の幅512px

しかし、512pxに収まりきらない場合はこのように省略されます。

google検索結果-タイトル省略

では、ここのCSSを外してみるとどうなるか。

google検索結果 CSS除外

はみ出た部分が表示されました。512pxに収まらない文字は、単純にCSSでカットされているというわけですね。

Yahoo!JAPANとスマホの検索結果

続いて、Googleと中身がほぼ同じのYahoo!検索を見てみましょう。こちらはデザインに変更がありません。従来どおり表示されています。

yahoo検索結果デザイン変更なし

お次はスマホからGoogle検索を行った場合。

google検索結果スマホ版

PC版ではカットされていた部分もしっかり表示されています。

Google新デザインのまとめ

以上のことからわかるのは下記の3点。

  • PC版は、はみ出た部分がCSSでカットされている
  • Googleと提携しているYahoo!検索はデザインに変更なし
  • スマホ版はPC版より文字数が多い

PC版でも、ブラウザとフォント設定によって表示される文字数が若干違います。

今のところ環境によって見た目が左右されているので、PC版の新デザインだけに合わせてタイトルをいじるのは早計と言えます。

しかし、タイトル変更を考えたほうがいい場合もあります。

タイトル変更の判断は、データに基づいて行う

graph

『Googleが新デザインになったって!じゃあタイトル変えなきゃ!』というのは、自ら検証して導き出された答えでしょうか。

ネット上には様々な情報があふれ、二次情報・三次情報とソースから離れていくにしたがって内容が変わっていることがあります。これは情報を受信する人の解釈と発信する人の表現力によります。

「自サイトで検証した結果、デザインの変更であきらかに影響が出ている」と判断できたならタイトル変更を考えましょう。まわりに踊らされてしまうと、本質が見えてきません。

Googleはタイトルを改変する場合がある

ページタイトルに対するGoogleの見解はこのようになっています。

タイトルは、検索結果のコンテンツをユーザーが一目でわかるように表示し、クエリとの関連性が高い理由をはっきりと伝える上できわめて重要です。どのサイトをクリックするかはタイトルで決定することが多いため、ウェブページには優れたタイトルを付けることが重要です。

サイトのタイトルと説明

基本的に<title>に記されている内容がそのままタイトルとして反映されますが、時にはタイトルの改変が行われる場合もあります。これは新デザインになるずっと前からの話。

たとえば無料配布中のWordPress用テーマGushですが、「WordPress Gush」で検索するとこのように表示されます。

WordPress Gush

「WordPress Theme Gush」となっていますが、<title>には「Gush」と書いてあるだけ。このように、ユーザーが求めている情報を的確に伝えるためにタイトルの改変が行われます。

もしタイトル後半部分にキーワードがあり、前半はユーザーにとって不要な部分だとGoogleが判断すればバッサリ切られることもあります。僕が確認したのは「これはすごい!」などの感情表現が削られているパターンでした。

ここら辺は常にアルゴリズムが改良されており、法則は一定ではありません。

タイトルを変更したほうがよいケース

タイトル改変を考えたほうがよいケースは以下の2点。

  • 順位は変わらないのに新デザインの影響でクリック率が低下した
  • もともと狙ったキーワードで順位が低かった

クリック率も順位も変わらなければ、いじる必要はありません。タイトルを変更することで順位は変動しますし、クリック率も変動します。

より良い結果を求めてテストを繰り返すのは重要なことですが、それは必ず自分のデータを見ながら行ってください。他人の意見に左右されていたずらに改変を行うのだけはお勧めしません。

GoogleとYahooそれぞれからの流入割合、PC・タブレット・スマホの割合、そして順位、さらには直帰率や滞在時間など見るべき点はたくさんあります。これは扱っているテーマやスタイルで変わるので、正解はそれぞれのサイトで変わります。

まとめ

端的にまとめるなら、「初心者ブロガーはタイトル改変など考えるな!」ということです。

Google新デザインは正式採用となっていますが、いつまた変更されるかわかりません。パンダアップデートの予告もされていることですし、小手先のテクニックを覚えるより、まずは良質なコンテンツを提供できるよう心がけるのが先。

SEOを意識してブログを運営するのは素晴らしいことですが、『ブログって楽しい!』という想いが読者に伝われば結果は自ずとついてきます。できることから少しずつやっていきましょー。

それでは、また。