116 Shares

ブログで結果を出す最大の秘訣はたったひとりを満足させること #BlogLovers2015

Blog Lovers Advent Calendar 2015

Blog Lovers Advent Calendar 2015 1 日目を担当します、Ellora です。

このイベントは、クリスマスまでの 25 日間をブロガーがリレー方式で記事を書くというもの。主テーマは「2015 年の振り返りと 2016 年の目標」です。

各日を担当するブロガーそれぞれの目線で語られますので、ぜひ毎日チェックしてみてください。ブログの楽しさがきっと伝わってくると思います。

ではさっそく Naifix の 1 年をご覧いただきましょう。

正月こそブログを書こう

2014 年・2015 年ともに、Naifix では元日から記事を更新しています。

2014 年元日
ブログ初心者が最低限覚えておくべきブログの書き方10ヶ条
2015 年元日
ブログとアドセンスで稼いでみたいあなたへ贈る10のアドバイス

「正月に投稿しても、みんな忙しいから読まないだろうなぁ……」なんていうのは、思い込みかもしれません。

こちらは、モバイル端末(スマホ・タブレット)と PC の比率を、今年の元日と 11 月最終週の日曜・平日で比べたものです。

モバイル PC
元日 60 % 40 %
11/29 47 % 53 %
11/30 35 % 65 %

一番アクセスが多いのは平日の日中なのですが、PC 割合は平均して 65 %ほど。休日はだいたい半々になりますが、正月になると比率が逆転してモバイルが 60 %近くまで上がっています。

PV 数で比較すると、元日のアクセスは休日の 1.5 倍ほどありました。そのかわり新規ユーザー率が増え、直帰率は上がっています。

テレビを見ながらとか、待ち合わせや移動中とか、ちょっとした時間にスマホをいじるからでしょうね。端的に言えば、暇つぶしに見ている、ということ。

こちらのグラフを見ていただければ、それがよくわかります。

参照元データ比較

元日の「ソーシャル」比率が異様に高い。

はてなブックマークで人気エントリーに入ったのもありますが、これは年末年始に更新するブログが少なくてライバルがあまりいなかったから、かもしれません。

いずれにせよ、正月に更新すればたとえ暇つぶしでも読まれる可能性が高い、ということはお分かりいただけると思います。

2016 年は元日更新してみると、良いことがあるかもしれません!

キーワードの呪縛から解き放たれよう

今年はこのブログをとおして新たな活動をいくつか始めました。

が、それはちょっと隅に置いておきまして、SEO やアクセスアップで必ず出てくる「キーワード」に対する僕の考え方をお話しします。

間違ったとらえ方をしてキーワードに縛られてしまい、ブログが楽しめなくなっている方が多いようなので……。まあちょっと読み進めてみてください。損はさせませんぜ。

キーワードプランナーの使い方

どんなサイトを作る場合でも、キーワードは重要なウェイトを占めます。

みんなどんなことが知りたいんだろう、どんな言葉を打ち込んでいるんだろう。これがわかれば、記事はいくらでも書けますよね。質問のなかから自分が答えられるものを探して書けば良いわけですから。

ここで活躍するのがキーワードツール。代表的なものといえば、Google が提供しているキーワードプランナーでしょう。

たとえば、「新しいキーワードを検索」で「WordPress」と入力してデータを取得してみます。

新しいキーワードを検索する

そうすると、「WordPress」という単語が毎月どれくらい検索されているのか、というのがわかります。毎月平均で 11 万回も検索されているんですね。

「WordPress」月間検索数

ということは、検索 1 位になれば最低でも 11 万回は検索ユーザーの目にとまる、ということです。

このツールは広告出稿用のものですから、競合性や推奨入札単価という数字も出てきます。これを目安に、どのキーワードで検索されたときに広告を出すのが良いか判断するわけです。

検索上位を目指すための指標とは異なりますが、人気のあるなしで考えれば少しは参考になるでしょう。

では、その下を見てみます。

「WordPress」と関連性の高いキーワード

「関連性の高い順」として、検索キーワードが出てきました。「WordPress + ○○○」というものがほとんどで、月間検索数・競合性・入札単価も表示されています。

「月間検索平均ボリューム」という欄をクリックして、検索数順で並び替えてみましょう。

検索ボリューム順で並べたキーワード

「WordPress テーマ」や「WordPress テンプレート」で検索する方が多いんだな、ということがわかります。

よし、じゃあ検索ボリュームの大きいキーワードを狙って記事を書こう。そうすれば、検索上位になったときにアクセス数が増えるはず!

まあ、こうなりますよね。そのとおりです。あまりに検索数が多いものはライバルも多そうなので、1000~2000ぐらいのところや競合性の低いところを狙ったり、ということも頭にあるかもしれません。

しかし、それは数字にとらわれすぎです。

ちょっと考えてみてください。「WordPress テーマ」で検索する方は、いったい何が知りたいのか。

検索ユーザーが本当に知りたいことを探ろう

そりゃあ WordPress テーマのことを知りたいんだろうな、というのはわかります。

でも、テーマってたくさんありますよね。デザインにこだわったものから、シンプルだけど SEO に強いもの、EC サイト向けまでと様々。

では WordPress テーマをひとつの記事で全部紹介しますか? wordpress.org に登録されている人気テーマだけで 2,000 以上ありますよ? ものすごく長い記事になってしまいますね……

これに有料テーマや野良テーマを入れたらとんでもない数になってしまいます。すべて紹介するのは、現実的ではありません。

それに、テーマを探しているのではなく、もしかすると「テーマの作り方」が知りたいのかもしれません。そんな方にテーマ一覧を見せても、見向きもされないでしょう。

本当は何が知りたいのか、もう少し調べてみる必要がありそうです。

キーワードプランナーの検索語句を「WordPress テーマ」に設定し、一覧の下のほうまで見ていくとこんなキーワードが見つかりました。

「WordPress テーマ」の関連キーワード

「WordPress テーマ 無料 ブログ」

おそらく、WordPress を使ってブログを運営するさいに無料で使えるテーマを探しているのでしょう。先ほどの「WordPress テーマ」より具体的になったので、これなら答えが書けそうですね。

ブログとして使うならこの無料テーマがおすすめです! というのを伝えられれば、このキーワードで検索した方はきっと満足してくれるんじゃないでしょうか。

大切なのは数字ではなく、検索ユーザーの満足度

もう一度数字を見てください。検索ボリュームがたったの 20 しかありません。

「WordPress テーマ」の関連キーワード

「WordPress テーマ」の 9,900 と比べるとちょっと見劣りしてしまいます。

「WordPress テーマ」の検索ボリューム

こんなんじゃ一生懸命記事を書いても、全然アクセスにつながらないじゃないか

でも、もう一度考えてみてください。あなたは「WordPress テーマ」で検索した方に満足いく答えを提供できるでしょうか。どのように WordPress を使うかわからず、もしかすると作り方を知りたい方に 100 %の回答ができますか?

たとえ検索上位になったところで、記事が読まれなければ何の意味もありません。たしかにアクセス数は増えるかもしれませんが、最後まで読まずに帰ってしまう人ばかりになるのはちょっと寂しいですよね。

その点、「WordPress テーマ 無料 ブログ」で検索した方への回答は、100 %とはいかなくても、的外れな回答を提示するのに比べればかなり満足してもらえるのではないでしょうか。

Naifix は運営から 2 年たちましたが、今まで多数のサイトを作ってきた経験からこのように考えています。

たったひとりを満足させられないのに、1 万人を満足させられるわけがない

つまり、具体的なキーワードで検索している少数のユーザーを満足させる記事が書けないなら、あいまいなキーワードで検索しているユーザーを満足させるなんて無理、ということです。

もちろんキーワードによって多少変わりますけど、もし数字にばかりとらわれていたのならちょっと考え方を変えたほうが良いかもしれません。

検索ボリューム 1,000 のキーワードを狙ってひたすら書くのも良いですが、画面の向こうにいるのは人です。本当に狙うべきなのは数字ではなく、その人の「ありがとう」や「面白い」という感情・気持ちを引き出すこと

ただ PV 数が増えるのを見て楽しみたいなら、自分でブログなんて書かず機械にやらせておけばいいでしょう。でもそれって、何のためにブログをやっているのかわかりませんよね。楽しさの欠片もありません。

検索キーワードは調べなくてもいい?

実は検索キーワードなど調べずともアクセス数をあげることは可能です。

今までの人生でいろいろな壁にぶつかり、それをクリアしてきたじゃないですか。それを書けば、自然とキーワードになるんですよ。

WordPress でブログを運営しているなら、どのテーマが良いのかいろいろ調べてきたと思います。あちこちのレビューを参考にしたり、実際に使っているブログを見て一つずつ試してきたでしょう?

その経験から「WordPress ブログには無料テーマ Gush4 が最高でした!」という記事を書いたとしたら、それって先ほどのキーワードに対する答えそのままですよね(宣伝w)

検索キーワードを調べて、そこから無料テーマの記事を書くのが悪いということではありません。しかし、経験から記事を書くと、関連語なんて調べなくても自然と出てくるものです。

ちょっと前までの自分はどんなことに悩んでいたのか。何を調べてどうやって解決したのか。

ブログが消えて頭が真っ白なかうたっくさん

今、画面の向こうには同じようなことで悩み、解決方法を探している方がいます。

実際のところ、無料テーマの記事なんてちょっと調べればいくらでも書けますが、ただ調べただけの記事は無機質になってしまいがち。事実を羅列したテキストなんて面白くもなんともありません。

その点、体験談を交えると、少なからず感情が入り混じります。その感情は、読む人の心を動かします。心を動かされた人は、きっとこう思うでしょう。

「ありがとう」

ありがとう

その人はあなたのファンになってくれるかもしれませんし、そこから新たなつながりができることもあります。

そうして人とひとがつながっていくのが、ブログの楽しさだと思います。検索キーワードを調べて数字を追いかけていただけでは、そんなつながりは生まれにくいですよね。

キーワードツールを活用するのは賢いやり方だと思いますが、それが全てではない。

現に Naifix ではタイトルに迷ったときにツールを使うぐらいで、あとは基本的に書きたくなったことを書いているだけ。それでも十分すぎるくらいの結果は出ています。ひたすらキーワードを調べて作ったサイトもありますが、それよりはずっと楽しいですよ。

たまにはキーワードなんかまったく無視して記事を書いてみてください。なにか新しい発見があるかも!

まとめ

この記事を、まとめると 2 行で終わります。よく考えたら 2015 年の振り返りになってない…

  • 正月に記事を更新すると意外にアクセスあるかも
  • キーワードばかりにとらわれていたら楽しくない

2016 年はどうなるかわかりませんが、来年のためにいくつか下準備を進めています。少しでも「ブログって楽しい」と思える人が増えてくれれば、こんなにうれしいことはありません。

相変わらずのまったり更新だと思いますが、なにとぞよろしくお願いいたします。

明日の担当は やぎろぐ の八木仁平さんです。どんな記事か楽しみですね!

それでは、また。

Blog Beginners Advent Calendar 2015 では最終日を担当していますので、こちらもお楽しみに(゚∀゚)