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ブログ訪問者の心をガッチリつかむコールド・リーディングとは

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「文章力が向上する方法」や「アクセス数を集めるタイトルのつけ方」という記事はものすごく人気がありますよね。はてなブックマークの人気エントリーでもよく見かけます。

ただ、あまりに多くのテクニックが載せられているため、すべてを一度に取り入れることは困難。とりあえずブックマーク、のままほったらかしの記事があるんじゃないでしょうか。

というわけで今日は、すぐに使えるひとつのテクニックだけを覚えて帰ってください。その名も、ブログに訪れてくれた方の心をワシづかみにする「コールド・リーディング」です。

ブロガーが身につけておきたい文章力

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ブログには小説のように明確なルールや書式があるわけではありません。誰でも自由気ままに書けます。

その自由気ままな文が「読まれるのか」「検索サイトで上位表示されるのか」は別問題ですけどね。

一応の目安として最低限覚えておくべきブログの書き方もありますが、これだけをやっておけばユーザーからも検索エンジンからも必ず好まれるわけではありません。

ときには有名ブロガーと順位争いすることもあるでしょうし、毎日新しいブログが誕生しているのでライバルは星の数ほど存在します。その上をいくためには、文章力だけではなく一味違った魅力も必要になるでしょう。

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文章だけで表現する必要はない

ハッキリ言って、素人がライティングのプロに勝つのは至難の業です。表現力や語彙(ごい)の豊富さではとてもかないません。

ただし、テキストがメインのブログでも、動画像や適度な装飾でその表現力をカバーすることは十分可能です。

最終的にはひとりでも多くのユーザーに満足してもらうことが目的ですよね。テキストだけで伝えきれない部分は、その他の要素で補完していけば良いのです。

ブロガーに必要な文章力=わかりやすい文章を書く力、です。

たったひとりに向けて書くということ

僕はくどいほどに「ひとりに向けて書く」という話をしています。

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実は、この一言にはいろいろな意味が込められています。

  1. ターゲットを明確にすることで内容がぶれない
  2. ひとりも満足させられない内容は価値がない
  3. バーナム効果によりファンを獲得できる

記事に一本の芯をとおす

ブログを読んでくれるのはどんな人だろう、と想像することはあっても、ぼんやりとしたイメージしか浮かびませんよね。よほど意識しなければ、不特定多数を相手に記事を書いていることと思います。

その結果、芯がなく薄っぺらな記事になりがち。

もしかすると、あっちへふらふら、こっちへふらふらというまとまりのない文章になっているかもしれません。そうなると、読者が迷ってしまいます。

ひとりの相手を意識すれば、記事にビシッと芯がとおりますよ。

ユーザー満足度を高めるには、ひとつの項目を深く掘り下げること

記事の内容を10に分けることができるとするなら、1~10まで浅く取り上げるよりも、1の内容をより深く掘り下げて記事にしたほうが読者の満足度は高くなります。

もしブログネタでお悩みであれば、ぜひ細分化して掘り下げてみてください。10分割できるなら10の記事ができ上がりますし、まとめ記事を書けば11の記事が完成します。そして、それがひとつのカテゴリーとなります。

10記事のカテゴリーが10個あれば、100記事なんてあっという間です。

ファンがつけばアクセス数は底上げされる

さて、今日のメインテーマは3番目の「バーナム効果」です。これはコールド・リーディングでよく使われるテクニックで、ブログにも応用することができます。

最大限活用することで、あなたとあなたのブログにファンがついてくれます。数値化するのは好きじゃないのですが、ファンの数はそのままアクセス数につながります。

記事を更新するたびに100人のファンが読んでくれれば、それが土台となり、さらに新規読者を呼び込むことでアクセス数は右肩上がりに。この固定客がつかなければ、アクセス数はずっと不安定なままです。

では、バーナム効果を応用したブログの書き方に関してもう少し詳しく見ていきましょう。

ブログに使えるコールド・リーディングとバーナム効果

占い師

コールド・リーディングとは文章を書くための技法ではなく、相手に自分のことを信じさせる話術です。

占い師や催眠術家を起用したテレビ番組で何度か取り上げられているので、聞いたことがあるかもしれません。

初対面の相手から返ってくる答えと仕草などから情報を集め、まるでその相手のすべてを知っているかのように対話が進められていきます。その結果、リーディングをおこなう人は相手から絶大な「信用」を得ることになります。

バーナム効果とは

コールド・リーディングのなかにバーナム効果を使ったテクニックがあります。

これは、誰にでも当てはまるような一般的な内容なのに、自分だけ当てはまると思わせるもの。

たとえばこんなものがあります。

  • あなたはときとして優柔不断な傾向がありますね
  • ふだんは自己統制がとれていますが、自分に甘く他人に厳しい面もありますね
  • 人生の分岐点がありましたね。高校……いや、卒業したあたりに。

相手がブロガーだとすると、こうなります。

  • アクセスアップ……とくにSEOのことでお悩みですね
  • 収益が上がればブログを主体にビジネスを進めたいと考えたことがありますね
  • 1年前と比べて、目標がハッキリとしてきたんじゃないでしょうか

なんだか自分に当てはまっているような気になりますが、実は誰にでも言えることなのです。

ちょっと古いですが、こちらはイギリスのダレン・ブラウンが行ったバーナム効果の実験動画です。

バーナム効果を意識したブログの書き方

コールド・リーディングは話術ですから、面と向かって対話してはじめて効果が発揮されます。

ブログの場合は相手の反応を見ながらリアルタイムに記事を作るわけではないので、そのまま応用することはできません。

しかし、読者像がしっかり設定されていればコールド・リーディングのように読者をぐいぐい引っ張っていくことも可能です。

ユーザーが何を求めているか、を探りだすために活用できるのが「キーワード」です。自分のブログにどのようなキーワードで訪れてくれているのか、というデータを蓄積していけば読者像がどんどん明確になっていくでしょう。

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ワンポイント
読者のことを知りつくしているかのように語りかけることで、記事を読む側は「自分にピッタリの情報だ!」と思ってくれます。

タイトルは記事に関心のないユーザーを排除するものに

読者の心をワシづかみにするには、まずタイトルが重要です。タイトルでひきつけられなければ誰もリンクをクリックしてくれません。

『できるだけ多くのひとに読んでもらいたい』という意識が先行すると、どうしても曖昧なタイトルになってしまいます。ここは思い切って「特定のひと以外お断り」を意識したタイトルをつけましょう。

立ち入り禁止

それだとアクセス数が心配ですか?

不思議なことにターゲット以外のひとも読んでくれるのです。たとえば、「WordPress初心者に知っておいてもらいたい本当はシンプルなSEOの話」という記事は、WP初心者以外の方にも多く読まれています。

いずれWordPressを使ってみようと思っている予備軍の方や、WP以外に応用できそうなSEOネタがあるんじゃないかという方ですね。

ワンポイント
タイトルにはターゲットを含めて、特定のひとのみを意識しましょう。

記事の書き出しはバーナム効果を意識する

タイトルでひきつけたとしても、最初の数行で飽きられればすぐに離脱されます。この書き出しの部分は曖昧な言葉を並べるのではなく、タイトルで絞ったターゲットに当てはまりそうなことを書きましょう。

たとえば、「ブログを運営していて、アクセス数を増やすライティングに興味があるひと」だけを対象にした書き出しで、本当に興味・関心があるユーザーに記事を読んでもらうことができます。

最も簡単なのは、「○○○でお悩みですよね」という書き出しで、本文でその問題を解決する構成です。悩みを指摘して、それをズバッと解消してあげられれば、読者はあなたのファンになってくれます。

内容に興味のないひとを集めても満足度は低いですし、お互いに時間の無駄。

ちょっと考えてみてください。あなたはなぜこの記事をここまで読み進めてきたのかを。

まとめ

ときには支離滅裂な文章でも、感情をストレートに表現したものであれば、その熱量が読者に伝わることもあるでしょう。

ブログを読んでくれるのは機械じゃありません。人間です。

そのことを忘れなければ、コールド・リーディングだとかバーナム効果なんて考えなくても自然とリピーターは増えます。

RSS登録数がなかなか増えないなと思ったら、ボタンの効果的な配置よりも、画面の向こうにいるたったひとりのひとを満足させられる記事かどうか考えてみてください。

正解がないのがブログの面白いところなんですけどね。

コールド・リーディングに関してもっと詳しく知りたいなら、こちらの本がオススメです。

それでは、また。