2015/03/28362 Shares

WordPress初心者でも簡単にできるバックアップ方法

『うわぁー!ブログが真っ白だ!!』『記事が消えたあぁぁぁ…』

WordPress初心者向けバックアップ

はじめてWordPressをさわると、予期せぬトラブルに見舞われることが少なからずありますよね。

記事数がまだ少ないころならまだしも、すでに100以上の記事を書いていてアクセス数も順調に推移していたとしたら、ブログと一緒に頭の中も真っ白になってしまいます。

トラブルを未然に防げればベストですが、そのためには深い知識が必要ですし、サーバー側のエラーとなればこちらではどうしようもありません。

そんな不足の事態に備えて誰でもできることといえば、バックアップ。今日はプラグインを使わずデータベースの操作も行わない、初心者向けの方法を解説します。

WordPressでバックアップが必須な理由

ブログが真っ白になる原因は下記のようなものが考えられます。

  • プラグインの不具合
  • テーマとプラグインの相性が悪い
  • プラグイン同士で干渉している
  • テーマファイルの記述ミス
  • サーバーエラー

プラグインに関しては「おすすめ○選!」のような記事を見てインストールすることが多いはず。

参考初心者はこれだけで充分!WordPress厳選プラグイン18選を一挙公開

サーバーやWordPressのバージョン、使用しているテーマなど、環境がまったく同じであればそのまま真似しても問題ありませんが、どこかしら違いがあれば不具合が起きる可能性もあります。

たとえば、WpXレンタルサーバーなら特定のキャッシュ系プラグインが動かない、とかね。

WpXレンタルサーバー
エックスサーバー株式会社が提供している、WordPress専用のレンタルサーバー。あらかじめ高速化設定がされており、特別な知識がなくてもWPサイトを運用できる。

まとめてインストールすると不具合の原因を突き止めるのに苦労しますから、一つひとつ検証しながらインストールしていく習慣をつけておきましょう。もちろん、バックアップも必要です。

ブログが真っ白になっても記事は無事なことが多い

WordPressでは、「プラグインやテーマなどのデータ」と「記事やコメントなどのデータ」は別々に保存されています。

WordPressイメージ図

ブログにアクセスがあった場合は、それぞれのデータを読み込んでひとつのページを生成します。ここが通常のHTMLサイトとちょっと違うところ。

真っ白になる原因は「プラグインやテーマなどのデータ」に異常があることがほとんどで、その場合は別に保存されている記事自体に影響はありません。

ただし、レンタルサーバー側のトラブルでデータが全部吹っ飛んだ!なんていうことも稀にあるので、やはり日ごろの管理は必要になってきます。

バックアップの最適なタイミングはいつ?

バックアップは、ブログに何らかの変更を加えるたびに行います。

  • 記事更新
  • プラグインインストール・アップデート
  • テーマ変更・カスタマイズ
  • 本体バージョンアップ

毎日記事を更新しているなら、毎日バックアップをとるのが望ましい、ということですね。

面倒な作業かもしれませんが、一瞬にして記事が消えるリスクを考えたらそうも言っていられません。

もっとも、毎日バックアップするのか、10記事ごとにバックアップするのか、一切バックアップしないのかは管理者の自由です。でも、ブログが吹っ飛んでも誰も責任を負ってくれません。すべてはブログを管理・運営している者の責任です。

WordPressブログ全体をバックアップする方法

WordPressバックアップ

それでは、具体的な方法を見ていきましょう。

先述のとおり、ブログに何らかの変更を加える前にその部分のバックアップをとるのが一番です。毎日全てのデータをバックアップするのが理想ですが、運営スタイルによって「毎週月曜日」「毎月1日」のように定期的に行ってもかまいません。

作業工程は、大きく3つにわかれます。

  1. プラグインやテーマなどのデータをFTPソフトでバックアップ
  2. 記事やコメントなどのデータをエクスポート機能でバックアップ
  3. 基本設定項目をテキストエディタなどにコピペしてバックアップ

テーマやプラグインのバックアップ

まず、テーマやプラグインなどのデータをPCに保存する作業から始めます。

FTPソフトが必要になりますので、事前に準備しておきましょう。今はほとんどのレンタルサーバーに簡単インストール機能が用意されているので、FTPソフトを使ったことがないかもしれませんね。この機会に使い方を覚えておけば後々役立ちますよ。

FTPソフト(クライアント)
サーバーとPCを接続してデータをやり取りするためのアプリケーションソフト。FFFTPはその使いやすさから10年以上愛用しているユーザーもいる。

FTPソフトの設定から順に説明していくので、すでに準備が整っている場合は項目を飛ばしてください。

FFFTPの設定例と接続

初心者でも扱いやすいFFFTPというソフトで解説します(Winのみ)。サーバー設定例は、僕も愛用中のエックスサーバーです。

まず、こちらからFFFTPをダウンロードしてインストール。

起動すると、「ホスト一覧」という初期画面が表示されるので、「新規ホスト」を選択。

FFFTP初期画面

ここで設定が必要なのは、下記の3項目。

  • ホスト名(アドレス)
  • ユーザ名
  • パスワード

「ホストの設定名」はFFFTPの一覧で表示されるだけなので、任意の名前でOKです。

FFFTPホスト設定

※「ホストの初期フォルダ」を指定するかどうかはレンタルサーバーにより異なります

必須項目は各サーバーの管理画面で確認できます。エックスサーバーなら、サーバーパネルの「FTPアカウント設定」→「FTPソフト設定」ページで。

エックスサーバーアカウント例

設定が終わったら、接続してみましょう。

成功すると、左側にローカル(PC)のファイル一覧が、右側にサーバーのファイル一覧が表示されます。

PC側で初期表示されるのは、「ローカルの初期フォルダ」で指定した場所です。PC内に専用のフォルダを作成して指定しておけば、いちいち移動しなくてもそのままダウンロード(バックアップ)ができます。

FFFTP接続画面

これで自由にアップロード・ダウンロードができるようになりました。

本体の場所を確認してダウンロード

つづいて、WordPressがインストールされている場所を探します。

エックスサーバーで独自ドメインを設定し、ルートにWPをインストールしているなら、「ドメイン名のディレクトリ」から「public_html」へ進むと本体ファイル一覧が出てきます。

このブログなら、「/naifix.com/public_html」となります。

FFFTPでWordPress本体を探す

バックアップが必要なのは「wp-content」内にある下記のディレクトリです。

  • plugins(プラグイン)
  • themes(テーマ)
  • uploads(画像など)

バックアップが必要なデータ

右クリックでコンテキストメニューが出てくるので、「ダウンロード」を選択します。

FFFTPでダウンロード

これで必要なデータをバックアップすることができました。慣れればすぐに終わる作業です。

記事やコメントのバックアップ

つづいて、記事やコメントのバックアップを行います。

WordPressではデータベースというものを使っており、記事はすべてそこに格納されています。これはFTPソフトでダウンロードすることができません。

本来はデータベースを操作するのですが、ちょっと知識がいるので今回はパス。その代わり、WordPress付属の機能を使ってダウンロードします。

数秒で終わるエクスポート

管理画面の左メニューに「ツール」があるので、そこから「エクスポート」を選択。

WordPress ツール

すると、下のような画面が表示されるので、「すべてのコンテンツ」にチェックされていることを確認して「エクスポートファイルをダウンロード」ボタンを押します。

WordPress エクスポート

XML形式のファイルがダウンロードできたら完了です。

WordPress エクスポート XML

先ほどダウンロードしたプラグインやテーマなどのデータと一緒に保存しておきましょう。これがバックアップデータとなります。

基本設定まわりも忘れずにメモしておこう!

データを無事にバックアップできたところで、基本設定項目も忘れずにメモしておきましょう。

「一般設定」で設定したタイトルなどは覚えていると思いますが、「投稿設定」にある「更新情報サービス(ping)」一覧などは覚えきれませんよね。

このような設定項目を、テキストエディタなどにコピペしておきます。

ping一覧

絶対忘れてはならないのが、パーマリンク設定。

パーマリンク設定

これを覚えておかないと、先ほどダウンロードしたXMLファイルを読み込んでもうまくいきません。

ここまでのまとめと補足

すでにお気づきのとおり、それぞれ単体のバックアップとして応用できます。

たとえば、テーマに変更を加える場合は、FTPソフトで「themes」をダウンロードしておけばOKです。更新時に記事をバックアップするなら、「エクスポート」しておけばOKです。

プラグインに関しては、本体のデータを書き換えるものもあるため一概に言えませんが、最低限「plugins」だけはバックアップしておきましょう。

エックスサーバーのバックアップ機能に関して

先ほどから例に挙げているエックスサーバーは、毎日データのバックアップを行ってくれます。

サーバー上のデータは、1日1回、バックアップ専用サーバーに自動でコピーしており、全サーバープランともサーバー領域のWeb・メールデータ「過去7日分」、MySQLデータベース「過去14日分」のデータを保持しています。

バックアップ|エックスサーバー

何とも頼もしいですね。

ただ、バックアップ自体は無料なのですが、そのデータをもらうのにはお金がかかります。

WordPressで必要なすべてのデータを受け取るのに16,200円もかかるので(※2014年7月現在の価格)、自分でできることはやっておきましょう。

参考WordPress使うならおすすめのエックスサーバーが実質0円!?

バックアップファイルをどこに保存するか

memory

バックアップファイルはPCに保存されましたが、PCのデータまで吹っ飛んだらどうしよう…という問題も出てきます。

個人ブログならそれほど気にしなくて良いと思いますが、今まで築き上げてきた「資産」ですから大切に保管しておきたいもの。

そこで、下記の方法をお勧めします。

  • 外部メディアに保存する
  • オンラインストレージに保存する

外部メディアに保存して隔離しておく

USBメモリや外付けHDD、またはDVDにデータを移して物理的に隔離しておけば、たとえPCがウィルスに侵された場合でも安心です。

ブログのデータだけではなく、大切な写真なども外部メディアに保存しておくと良いですね。

最近は大容量のHDDも安くなってきました。

いつかやろうと思っていたなら、今やっておきましょう。

バックアップ専用のオンラインストレージをつくる

オンラインストレージはすでに活用されていると思いますが、複数あるサービスのうちひとつをバックアップ専用として使うのもありです。

Googleドライブ
Googleドライブ(15GBまで無料)

Amazon Cloud Drive
Amazon Cloud Drive(5GBまで無料)

dropbox
Dropbox(2GBまで無料)

ちなみに、僕はPC・USBメモリ・オンラインストレージを併用しています。

まとめ

ブログが真っ白になったり操作を誤って必要なデータを消してしまう、なんてことはよくある話です。

そんなときに慌てず対処するために、まず大切なのはバックアップ。あとはトライ&エラーを繰り返しながら少しずつ勉強していきましょう。

テーマをカスタマイズする時やプラグインの挙動を確認したいときは、ローカル(PC)にWordPressをインストールして検証するのがお勧めです。

参考PCにWordPressを!BitNamiインストールと日本語化までの全手順

ブログは自分の分身のようなものですから、しっかり守ってあげましょうね。

それでは、また。

必見バックアップデータを使って復旧・移行する方法はこちら

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