9 Shares

ブログ記事の文章を自動生成して投稿するなんてつまらない

あなたはこんなことでお悩みではありませんか?

  • ブログに何を書いてよいのかわからない
  • 検索上位表示されるための施策がわからない
  • ブログを量産したいけど時間がない

もしこの悩みを吹き飛ばすことができるとしたら、どうでしょう。

sun-rays

想像してみてください。あなたがちょっと手を伸ばせばつかみ取れる、輝かしい未来を。

  • もはや会社の隷属となって嫌な仕事をする必要はありません
  • もしお望みなら、一日中寝転がっていることもできます
  • 今、思い描いているすべての夢はすぐに叶えられます
  • どこで何をしていようと、ブログが勝手にお金を稼いでくれます

あなたには、この未来を選択する権利があります。そう、ボタンひとつで自動的に数千文字の文章を吐き出してくれる夢のような道具、ブログ記事自動生成ツールを使えば、ね……

ブログ記事を自動生成するってどういうこと?

安っぽい言葉を並べたセールスレター口調はここら辺にしておいて。

pencil

ブログ記事に限らず、文章を自動生成するツールはかなり前から販売されていました。購入しているのはほぼアフィリエイターで、サテライトサイトを量産するのが目的。

自動生成ツールで作られたサイトにアフィリエイトリンクを仕込んで、サテライトサイトも収益化しましょう!みたいな言葉に踊らされた人もいますが、あっけなくGoogle先生に弾き飛ばされて消えています。

アフィリエイトリンクの有無に関わらず、サテライトサイトとしての役割も果たせなくなったので、使う人は減ってしまいました。踊らされ続けているほうが、まわりのアフィリエイターは楽なんですけどね。

どのように自動生成が行われるのか

アフィリエイター向けに販売されていたツールのほとんどは、WEB上にあるあちこちの文章を引っぱってきて、それを組み替えて生成するというもの。取得先はブログだったり、検索結果だったり、オンラインショップに掲載されているお客様の声だったり。

中には手動でデータベースを作成して、そこからランダムに言葉をつなぎ合わせるという「半自動」の生成ツールもあります。

残念ながら、いずれも完璧な文章を作ることはできません。とくに安物は意味不明な文章や転載に近い文章しか吐き出さないので、検索エンジンはこれらを発見次第、圏外へと葬り去ります。

参考クソアフィリエイターのおかげで僕らのブログは嫌われた

形態素解析とは

コンピューターはゼロから何かをつくることができないため、文章を生成するには必ず「素」が必要となります。

素を集めたあと、まずその文章を解析します。その方法のひとつに「形態素解析」というものがあります。簡単に言うと、文章をバラバラにして品詞を判別するというもの。

たとえば、小説形態素解析CGI(β)というツールを使ってみましょう。

ブログの適当な箇所を解析すると、このような結果が出ました。

形態素解析

このような解析をもとに、どこの何を入れ替えることができるのか、というのを計算してゴニョゴニョしていくと文章が自動生成されます。

自動生成ツールなんて、ちっとも楽しくない

タブレットを見るカップル

何をもって完璧というのか、というところから定義しなきゃなりませんが、ここでは「誰が読んでも違和感なく最後まで読める文章」としておきます。

おそらく、そう遠くない将来に完璧な文章を生成できるようになるでしょう。文法だけで見れば、ヒトが書いたものより正確なものができ上がります。

では、それを読むのはいったい誰なのか。

誰かとつながらないブログなんて面白くない

仮に、このまま自動生成ツールが進化して、ブログに採用する人が増えるとしましょう。誰が読んでもそれなりの記事がほったらかしで毎日更新されます。

そのブログの目的は検索上位を目指し、広告収益を得ること。

さて、そんなブログにいったい何の意味があるのでしょう。どこに人が存在しているんでしょう。人とひとはどこでつながるんでしょう。

書き手と読み手がつながらないブログなんて楽しいですか?

自動コメント、自動フォローツールも同じ

文章を生成しないまでも、数パターンの単語を入れ替えてコメント投稿を自動的に行ったり、SNSや無料ブログサービス内のフォローを自動化することもできます。

一番最初の記事で取り上げたように、アメブロではこんなことが日常茶飯事でした。今でもこんな感じでツールからコメントが届いています。

アメブロコメントスパム

「自動コメントでアクセスアップ!」という言葉に釣られてしまった彼らのブログには、悲しいかな1日10人ぐらいしか訪れません。

もっと悲しいことに、アフィリエイターがお互いにツールでフォローやコメントをしあっているのです。アメブロのアクセス解析はツールからのアクセスもカウントするので、見た目はPV数が上がっているように見えます。でも実際は、そこに人はいません。

記事まで自動生成しているとしたら、いったい何が楽しいんでしょうね。

まとめ

形態素解析のような自然言語処理は、Googleも力を入れています。オーサーランクがどうのこうの言われていますが、個人ブログで気にするような話じゃありません。

SEOを意識するとか、記事投稿を自動化したいとか、そんなことより人とのつながりを意識するほうが大切です。

そもそも、書きたいこともないのにブログをはじめる必要なんてないと思うんですけどね。誰にも読まれなくていいなら、日記帳に書いとけって話ですし。

楽しくなきゃ意味がないでしょう?

それでは、また。