2015/11/1220 Shares

アメブロスパムにお悩みの方へ!不正横行の原因と対処法

ameblo-spam

僕は以前アメブロでブログを運営していましたが、自由を求めて WordPress に移行しました。

アメブロで問題になっているのが様々な迷惑行為・スパム行為ですが、なぜそのような不正が横行してしまったのでしょう。

その原因と対処法をお話しします。

アメブロスパムはサービス利用者の取り込みが目的

アメブロで不正をはたらく目的は、ほぼお金がらみです。つまり、ブログでお金を稼ぎたいと思っている人たちがあれこれやっているわけです。

もともと「アメブロはお金が稼げるよ!」と触れ回った首謀者がおりまして、それを聞きつけたお金の亡者たちが次からつぎへとワラワラ群がってきました。これはアメブロに限った話ではなく、どのブログサービスでも同じ現象が起きています。

Google同様、各サービスが締め出しや何らかの対応を行っています。『いきなりブログが削除された!』と騒いでいた者たちはまた懲りずに新しいアカウントを作るので、文字どおり亡者ですね…。

アメブロに巣食う亡者たちはブロガーを狙っている

首謀者は具体的に何を触れ回ったかというと、サービス内の利用者を取り囲むことです。

Amebaが公開しているデータによると、2013年9月現在で3085万人のサービス利用者がいます。放置されて数年経過しているブログや重複会員も含んでいるはずなので、現役稼動を2割と見積もっても600万人以上います。

ブログを開設すると、読者登録やペタなどの機能でつながりを持つことができます。外部のランキングサイトやSNS、検索サイトから人を呼ぶのではなく、その600万人が標的となるわけです。

たとえば読者登録をすると、管理画面に登録した記事が表示されます。100人に読者登録してもらえれば、記事更新のたびに100人へ告知することができます。また、ペタ機能を使うことによって自分の存在をアピールすることもできます。

ameblo管理画面

これを人力で行うのはけっこうな労力なので、各種ツールが配布・販売されるようになりました。アメーバ側も仕様変更で対処しましたが、変更に合わせてツールも改良されています。

ツールによるスパム行為

ツールを使用すると、下記のようなことができます。

  • ランキング操作
  • 自動記事投稿
  • 自動コメント
  • 自動読者登録
  • 自動ペタ
  • 自動メッセージ
  • 自動アメンバー申請

『常識の範囲内で使ってください』というのが販売者のエクスキューズですが、購入者は目がくらんでいるのでツールをぶん回して迷惑かけまくり。それがスパム行為であると認識していない人も中にはいるでしょう。

これだけ「自動」をうたわれると、『何もしなくても勝手にお金が舞い込んでくるのか!』と勘違いする人が出てくるのは当然のことです。

返報性の法則を悪用したスパム行為

裏側を知らない方々は、ペタされたらペタを返す、読者登録されたら相手のブログも読者登録する、と動くのでツールの効果はそれなりにあります。

どうせツールがやってくれるから、と標的を定めず乱れ撃ちしている場合もありますが、マニュアルに沿って「お返しが期待できる」ジャンルをターゲットにしているからです。

人は誰しも、自分が冷たい人間、薄情な人間というレッテルを貼られるのを嫌います。お返しをすることは良好な人間関係を築く上で欠かせませんから、それがペタ返しや読者登録返しになってあらわれます。

名刺交換

その法則を知ってか知らずか悪用しているのがお金の亡者たち。

亡者たちは読者登録をしても相手のブログなんて読みませんし、どのブログにペタしたのかさえ知りません。自分がお金を稼げればそれで良い、としか考えていません。

ツール同士でお返しをし合ってる、なんて滑稽な場面も数々あります。

アメブロの対応

仕様変更やブログ削除等で対応しているアメブロですが、そのぶん迷惑しているのが一般の利用者です。切っても斬っても蘇ってくる亡者たちですから、今後もスパムが減ることはないでしょう。

もとからそういったスパムに対する通報窓口がありましたが、2013年末から新たに「SEOスパムの通報機能」が加わりました。

参考AmebaにSEOスパムの通報機能を設置したわけ

具体的にどのようなものがSEOスパムとみなされているのでしょうか。

  • アフィリエイトのみが目的になっているもの
  • SEOの人工(自作自演)リンクのリンク元になっているもの
  • 被リンクスパム
  • リダイレクトスパム
  • スクレイピングコンテンツ

要するに、中身がないもの、ですね。

読者登録してくれたブログを見てみたら、意味不明な言葉が並んでいたり、ニュース記事を引用(ほぼ転載)してその下にアフィリエイトリンクが並んでいる状況です。容易に想像がつくんじゃないでしょうか。

アフィリエイトブログが嫌われる理由はこちらをご覧ください。
>>クソアフィリエイターのおかげで僕らのブログは嫌われた

アメブロを利用したリダイレクトスパム

「リダイレクトスパム」というのはブログから自動転送する行為で、アメブロではフリープラグインに記述すると簡単にできます。

無料オファーや情報商材アフィリエイトリンクが禁止になってから、ぽつぽつあらわれました。

まず、他のブログサービスでアフィリエイト記事を作成します。アメブロにはその記事へのリダイレクトコードを仕込みます。あとは読者登録やペタなどで宣伝し、ブログにアクセスがあるとアフィリエイト記事へ飛ばします。

アメブロリダイレクトスパム

ソースを見るとすぐにわかりますが、このようなスパムを積極的に勧めている人物が存在しています。「○○○○を利用して半自動的にお金を稼ぐ方法」とか売っている人です。

SEOスパムを通報する人はいるのか

このようなスパム行為が蔓延すると、アメブロというサービス自体の価値が落ちることになります。現に僕も嫌気がさしてアメブロを離れているわけですから。

通報窓口からどのくらい報告があるのかわかりませんが、SEOスパムだと報告する人はどれくらいいるのでしょう。ブログ運営に支障が出るほどのスパムであれば通報すると思いますが、ほとんどスルーして終わりじゃないかと思います。

ただ、アフィリエイター同士のつぶし合いはあるんじゃないかな、と。他人を貶めることで相対的に自分の立場を上にしたい人。

そもそもアメブロで日記を書いている方々がSEOやスパムに関する知識を持ち合わせているか、というとその割合は少ない気がします。

スパムへの対処法

アメブロ会員をターゲットに金儲けを企む亡者は、この先もいなくなりません。スパム行為も続くでしょう。

手っ取り早い対処法は完全無視。実害がなければ放置しておくことです。彼らは複数アカウントを所持しているので、ひとつやふたつのブログをつぶしても本体に与えるダメージはほぼゼロ。無視していると、やがて消えます。

何か被害があるなら、アメブロへ通報すると共に記事にしましょう。僕が何度か記事にしたところ、検索サイトをたどって訪問してくれる方がたくさんいました。スパマーを利用したアクセスアップ法です。

迷惑メールと同じく、スパマーに対して直接何らかのリアクションをすると倍になって返ってきます。亡者たちはさびしがり屋なのでエサを与えないようご注意ください。

まとめ

アメブロはもうダメだから他のサービスやWordPressをお勧めします、なんてことは言いません。どこに行ってもスパムはつきもの。お金の亡者はそこら辺にうようよ棲息しています。本当に気持ち悪いったらありゃしない。

ただ、新しいことにチャレンジするといろいろな道が見えてきますので、アメブロだけに固執する理由はないと思います。

アクセスを集めやすいと言われているアメブロですが、そのアクセスの何割かはただのツールかもしれません。管理画面から見られる解析のPV数はいろいろなものをカウントしているので、実際に訪れている方はかなり少ないです。

どのサービスを利用するにしろ、亡者たちの餌食となりませんように。

それでは、また。